東京乾電池の事務所に所属ジョーダン4していたけど、俺はテレビの仕事がメーンになってきて、東京乾電池は舞台。別にやった方がいいのかなと思うようになって、42歳で事務所を作って独立したんです。別の大手芸能事務所に所属しようとは思いませんでした。だって、個人でやった方が金になると思ったから(笑)。でも、意外に金にならないということがやっと分かってきました。赤字だったり、本当に経営は厳しい。ほかの事務所に所属して、歩合でもらった方が楽なんだけど、事務所がなくなったらスタッフが路頭に迷ってしまうからね。一蓮托生(いちれんたくしょう)なんだ。
〈読書好きな一面もある〉
SF、恋愛、ホラー以外なら何トートバッグ激安でも読みます。時代小説が好きで、池波正太郎、藤沢周平をはじめ佐伯泰英、葉室麟、鳥羽亮。逢坂剛、馳星周といったハードボイルドも好き。男の生き方が書いてあるものですね。百田尚樹の『影法師』は泣きました。読んでいて「(この役を)やりたいな」と思うこともあります。
〈還暦をとっくに超えた今も「適当男」と呼ばれ、その存在感が若い世代からも憧れられる。初の自伝となる『高田純次のチンケな自伝』(産経新聞出版)も出版。記念トークショーに100人以上のファンが集まった〉
適当といわれますけど、長財布 激安何が適当か分からなくなってしまった。この30年間、進歩がないことかな。でも、定年を迎えている年齢で仕事があるのはうれしい。今は「よく生きよう」より、「ただ長く生きよう」が目標です。