Days of Wine and Roses vol.2 -592ページ目

胸からつっかえが取れました

自分の嫌いな香りって少しだけでも強く感じてしまうことありませんか?


例えばシラー種の香りが苦手な人が


ワインの中に少しだけシラーが入っているのを嗅ぎ分けれるように


拙は青っぽいカベルネの香りが嫌いなので


ボルドーのオフビンテージの若いもの


チリのカベルネは自分からは飲みません


しかしずっと悩んでいました


ボルドーのオフビンテージに青い香りがあるのは理解できるけど


雨の少なく温暖なチリでなぜその香りがつくのか


有名なソムリエの方に伺った時は「テロワールちゃう?」


と説明していただきましたが、いまいちピンときませんでした


そんなモヤモヤの中


最近栽培や醸造にまで範囲を広げて勉強していて


文献の中にピン!とくるものがありました


チリのような肥沃で温暖な場所では樹勢が強くなりやすい


したがってキャノピーマネージメント(土から上のケア、例えば剪定とか)


を行わない大規模生産者のブドウは


葉が必要以上に生い茂り


実への光を遮ってしまう


そして収穫後の選別も厳しく行わないため


未熟なブドウが醸造にまわる


結果としてワインに未熟な青い香りが残る、というものです


テロワールといえばテロワールですが


この言葉って全てを曖昧にしますよね


かっこい~言葉ではあるけど


表現も含めて言葉って本当難しいと思います


今日はちょっと真面目なお話でした