「ホテル」とか「会館」の類では難しいのですが、「ハウスウェディング」「ビレッジタイプウェディング」「レストランウェディング」などでは、「一館貸切」「ワンフロア貸切」など、「貸切」を売りにしているところが多いです。
「自分たちの関係者しかいません。他の人が入ってこないようになっています」という「貸切」は、「とてもいいこと」のように思えますが、貸切ゆえの不便さもあります。
その会場で、「1日に1件しか婚礼がない」というのであれば、本当の貸切ですが、通常は、ひとつの会場で「2回転」するのが普通です。
となると、問題になるのが「貸切できる時間」です。
1組目の場合、「すぐ、次の組のお客様が来ますから、終わったら、早く出て行ってくれませんか?」となります。なにしろ、「貸切」が売りなので、前の組の方が残っているのはまずいのです。
2組目の場合、遠方からのゲストの方が予定時刻よりも早く到着しても、「まだ、一組目が終わっていないため、早く、会場のなかに入ることはできません」と、外で待たされることがあります。
ホテルなどの場合、そこまで厳格に追い出されたりすることはありません。早く到着しても、座って待っている場所もあります。こういうのは、「貸切を売りにする会場」ゆえの不便さといえると思います。
つい先日も「貸切」が売りの結婚式場(ビレッジタイプ)で撮影をさせていただきましたが、司会者が、その会場の専属司会者ということもあり、「早く終わらせて、次の組の準備を早く取り掛かりたい」という会場側の思惑に応えたのでしょう、披露宴の終了時刻は「通常よりも10分早い時間短縮バージョン」でした。
また、お開き後の「お客様のお見送り」も、「早くやってくださいね」と急がされました。予定時刻よりも早く終わらせた上に、送賓まで急がせるのは、ちょっとひどいと思いました。これで、スナップカメラマンも、会場の専属契約業者だったら、カメラマンもいっしょになって「早く終わらせようとする」と思います。
「貸切」の実態は、こういうことです。1日に2回転以上する会場の場合、「貸切というのは、せちがないもの」ということも承知した上で、お申込みになることをお勧めします。
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