一人であの街を飛び出した


手にはたった一枚のチケット


頼る人もいないけれども


振り返ることもなく




夢を追いかけたのか


現実から逃げたのか


今となっては解らない


あの街になかったものを


この街で見つけられたともいえないけれど




それでも何かが違ってはいるのだと


自分に言い聞かせてみる


戻る場所はどこにもないのだ、と


たとえ夢破れていたとしても