10年ほど前、うちの近所に友人がパン屋を開業しました。

住宅街の一角、自宅の1階を改装してお店を構えたのです。
旦那さんがパンを焼き、奥さんが店番です。


パンの単価は100円から200円程度だったので、リーズナブルでおいしかったのですが

なにぶんお客さんはご近所さんだけのようなものなので経営状態の心配はしていました。


繁華街のお店と違うことをしていたのは、早朝からの営業です。

朝7時から開店して、朝食に焼き立てパンを食べられることがウリだったようです。


お客さんの入りはそこそこに見えたのですが、やはりもう少し売り上げを伸ばしたかったのか、今度は移動販売を始めました。

ところが、なぜ!?

と思ったことがあります。


移動販売はかわいく塗装した軽のワゴン車だったのですが、

奥さんが運転して販売に出ているときにはお店を閉めていたんです。

たとえば、月、水、金はお店を開け、火、木、土は移動販売って感じです。


しばらくしてお店に買いに行ったとき、

「移動販売はアルバイトを雇った」と聞きました。

そしてお店は毎日開けるようにしたとのこと。



移動販売の売り上げが大したことないく、おまけにお店の売り上げ
も激減してしまったのでした。


それは当然ですよね。
お店に来てくれたお客さんは「あの店は週の半分は休みだ」
と思ったら営業してるかわからないのに買いにこなくなっちゃいます。


いっけん誰にでもわかりそうなことなのですが、個人で商売を始めるとわけわからないことをやってしまうのですよ。


例えば、会社がイヤになったときに「自分ならできる!」とか無謀に

脱サラしてしまうとか。


ちょっと待って、まず本業をしっかりやりましょう!


パン屋さんの場合はまずお店をしっかり守りましょうってことです。


このパン屋さん、今はとなりの駅の目の前に物件を借りて移転。繁盛してます。


まずは本業。


これ経験からです(^^)



あ、パン屋さんの話はつづきがあるのでまた後日に。


「移動販売車壊れる」の巻。にでもしようかな。