チェロという楽器を手に取って習得するきっかけすら
経験した事のない私にとって、
この大きな楽器を職業として
まずは、
選んだ理由から聞きたいくらいの存在であって、
しかも、
ベルリンフィルには13人もチェリストが在籍
している事実をしって、一度はお目にかかりたかった
コンサートでした。
①12人が三ヶ月型に並ぶ姿が美しくて
②燕尾服のお尻が割れている意味が
椅子に座る彼らの姿から初めて解って
③オープニングで12人並ぶと
指揮者がいたほうがいいのかな?
と勝手に思いこんでしまった事が
一小節目から、よけいな心配だった。
ということでした。
彼らは、本当に~シンクロ二ティー~していました。
たしかに
テクニックとか編曲とかも本当にすばらしかった。
しかし、彼らの同位性は
心臓の細胞がシンクロするように
あまりにも当たり前の状況に見えて
これもまた嫉妬・・・でした。
《シンクロ二ティー》が世の中で、ビジネスで
重要な意味をもつ事を、
事前に知っていたことだけが
私にとって救いでした。
渡り鳥や、野に咲く花を見るように
誰にでもできる物事のように
見えたかもしれなかったからです。
知識の意味に触れたようなきがしました。
~ベルリンフィル 12人のチェリスト 京都公演より~