君を好きになってよかった

８時２０分
教室の外の窓に寄り掛かった
不安と緊張で胸がはりさけそうだ....彼女はきっともうすぐ来る 俺は.....
「コツコツ。。。」
廊下足音が響き渡った
彼女だ

「おはよう」
掛け合ったこの一言が 今の俺にとってどれだけ嬉しいことなのか 自然と笑みがこぼれた

教室に入る
もちろん教室は二人だけ

「どうしたの??」
彼女が聞いた

俺は一息吸った 一瞬のこ時が いように長く感じたんだ

「言うね。 俺さ....○○のことが好きなんだ だから よかったら俺と付き合ってもらえませんか?」

言い切った 俺の想い全てをこの言葉に託した

「ありがとう」
彼女が一言囁いた

俺は もう結果は見えていたんだ いつもなら何よりも暖かいこの一言が 今は何よりも悲しかった

「坂本君は優しいし とっても良い人だし 話してもおもしろくで 私も好きだよ」

「でもね」

「私は友達として 坂本君と居たいんだ だから 恋人っていうふうにはなれない」

彼女の想いが言葉になって教室に響き渡り 心に流れた

俺は うん。わかった。
としか言えなかった

でも彼女は言った
「でも これで気まずいなんてのは嫌だよ ずっと友達だからね」


やっぱり俺は君が好きだ
俺はホントに君を好きになって良かった...
この告白は間違ってなかった

悲しいはずなんだけど嬉しくて思わず
「ありがと」
って自然に微笑んだ

初めての告白
それが君で 良かった

「ホントにありがとう」
そう言って 教室を出た


次の恋に向かって
歩き出したんだ....






心から好きとか
喜んだ 顔とか
そんなものばかりで
溢れますように

長い幻想 end

Epilogue～そして明日につながるもの～

まずは これを今まで見てくださった方々 そして暖かく見守ってきてくださった方々

ホントにありがとうございますm(_ _)m

今日でこのblogを閉めることにしましたbb

長い幻想は良いかたちで終わらせることはできなかったんですが 自分にとってこの約二ヶ月をとても濃いものにすることができたのは間違いありません。
自分でも成長することができたと実感しています
それと同時に とても心強い味方がいることも♪

ホントにありがとう♪

長かった幻想（後編）

結果はダメでした

でも 気まずくはならなかった
彼女が「ずっと友達でいよう」そう言ってくれたから

俺は笑顔で「ありがと」
って言えたんだ

俺の「ありがと」には
彼女に対する 不平や不満 そんなものは一切ない

彼女に対する 感謝の気持ちでいっぱいだった

ふいに涙がでそうになったけど頑張った その涙には悲しみは入ってないから

最後まで 彼女の前では笑顔でいたかったから


今は自分を誉めてあげたい
そして彼女にありがとうを


長い幻想は 目の前から綺麗に無くなった
この約二ヶ月間 無我夢中で歩んできた
最後の答えが 出てよかった


俺は今日という日を絶対に忘れない 彼女のことも


最後に 俺の大好きな君へ
「告白聞いてくれてありがと ありがとじゃいいきれない感謝をしてます。俺はこれから俺の夢のために頑張って、絶対に一流の看護師になるから 君も君の夢の為に頑張ってください。そして 幸せになってください ありがとう」