Ⅱサムエル記 21章
21章~24章は、補足の記事
ダビデの時代に神様がイスラエルをどのように取り扱われたかが記されている。
イスラエルに対する処罰が2つ
①サウルがギブオン人を虐殺した
②ダビデが人口調査をした
ダビデの賛歌が2つ
①過去における神様の救いを賛美
②未来に関する神様の約束を感謝
ダビデの部下たちの働き
①ギブオン人の問題が解決した後に、巨人を倒した部下たち
②人口調査のあとで、ダビデの勇士たちのことが記されている。
これらの出来事や歌が、20章から年代順に続いているわけではない
1~14節 ギブオン人たちの復讐
ダビデの時代に3年間の飢饉があった
→ ダビデがイスラエルを統治した初期の頃
※サウルの殺された子どもたちは、まだ独身だったと思われる。
ダビデは飢饉が3年続いたので、神様の裁きの原因が何かを求めた
→ イスラエルの民が罪を犯すと干ばつになる(申命記11:17)
サウルがイスラエルとユダの人々への熱心さのあまり、ギブオン人を殺したために飢饉があった。
ギブオン人はヨシュアを騙して盟約を結んでいた。(ヨシュア記9:15)
→ どんな形であれ、一度結ばれた契約は神様の前に永遠に有効である。
「熱心だけで知識の無いのはよくない。急ぎ足のものはつまづく。」
(箴言19:2)
※神様に導かれていない熱心は危険であり、災いをもたらす。
ギブオン人たちの要求はサウルの息子7人を殺すこと
→ 自分たちの血を流した悪事は、自分たちを殺した者の血が流されなければならない
※サウルは死んでいたので、彼の子孫がその報いを受けなければならない。
「あなたがたは、自分たちのいる土地を汚してはならない。血は土地を汚すからである。
土地に流された血についてその土地を贖うには、その土地に血を流させた者の血による以外はない。」
(民数記35:33)
サウルのそばめリツパの2人の子と、サウルの長女メラブの5人の子が処刑された。
リツパはサウルの死後、将軍アブネルのそばめになっていた。
メラブはかつてダビデの妻になる予定だったが、他の男に嫁いだ。
リツパは刈り入れの初めから雨が降るまで、鳥や獣から死体を守った(約半年?)
→ 雨が降ったことによって、償い(息子たちの死)が神様に受け入れられたことを知った
サウルとヨナタン、そして7人の息子たちの骨は集められてサウルの父キシュの墓に葬られた。
その後、神様はイスラエル人の祈りに心を動かされた
→ サウルが犯した罪の問題は解決した
※契約を守られる神様は、聖書に書かれていることを確実に実行される。
御子を信じる者たちを確実に天国に入れて下さる。
死後の裁きは必ずある。
空中再臨、地上再臨は必ず起こる。
15~22節 ペリシテ人の巨人たちとの戦い
ラファ(巨人)の子孫のイシュ・ベノブがダビデを殺そうとした時、アビシャイがダビデを助けた
フシャ人シベカイはラファの子孫のサフを打ち殺した(18節)
ベツレヘム人ヤイルの子エルハナンはガテ人ゴリヤテを倒した(19節)
ダビデの兄弟シムイの子ヨナタンが手足の指6本ずつの闘士を倒した(20~21節)
ラファ(巨人)の子孫4人は親族
→ 霊的には、キリスト者に戦いを挑んでくる肉の性質
若い時のダビデがゴリヤテを倒したように、若者たちが巨人を倒した。
→ 信仰の継承
※この章の前半は、イスラエル内部の問題の解決
後半は、外部からの攻撃の解決
集会も内部と外部の両方から問題が起こってくる。