関西の音楽活動グループ Conceptus です。
2015年発足して、活動の幅を広げていきます。
facebookページで情報発信していますが、ブログでも日々の練習の様子や
コンサート情報などをお知らせしていきます。
稽古も本格的になってまいりました。
そのため、少々時間が空いてしまいましたが、
アヴェンヌ公演のケルビーノ役、
朝山加奈子さんのインタビューを掲載致します。
ケルビーノ
行儀見習いのための伯爵付きの小姓。
端麗な容姿のために見逃されてはいるが、
かなり貴族としての身分意識が強く、図々しく、
時に邪魔でしかない勘違いな青年。
伯爵夫人とは少し遠い親戚で、
彼女こそ本命の憧れの対象である。
――ケルビーノは初役ですが、次作「罪ある母」へのキーパーソンです。どのように取り組まれますか?
「フィガロの結婚」では、伯爵夫人は伯爵の不貞を許し
円満に終わってはいますが、3作目の「罪ある母」では
伯爵夫人はケルビーノと不倫し、子どもをつくってしまいます。
ケルビーノの役作りにおいて、
伯爵夫人の存在に重きを置いて考えていきたいと思います。
若さゆえ向こう見ずなケルビーノに対して、
感情を抑え、貞淑な伯爵夫人。
スザンナやバルバリーナに接するときと全く違って、
どぎまぎしてしまうところや、
伯爵夫人のリボンを手にして幸せに浸るところなど、
他の女性への態度とは違う特別な憧れを持っていることが分かります。
「恋とはどんなものか」と伯爵夫人に歌うときにはもう、
悲しい恋の結末に向かっていると思うのです。
そして、この純粋なケルビーノの気持ちが、
伯爵夫人の心の寂しさを埋めるにはぴったりではないかと、
どこか感じさせられるようにしたいです。
最後まで周りに迷惑ばかりかけていますが、
どこか憎めない愛らしさ、魅力あるケルビーノになれたらと思います。
ケルビーノと、そして音楽とよく向き合い、
より深めて演じていきます。
よろしくお願いします。
――インタビュー当時、関西二期会オペラ研修所の本科生だった朝山さん、その後無事に準会員として推薦され、稽古に励まれています。修了公演を拝見しましたが、「皇帝ティートの慈悲」のセストを巧みに演じておられました。
