関西の音楽活動グループ Conceptus です。

 
発起人が、「華やかな人を連れてきて!」とお願いして、
連れてきてもらったのが、この方です。
それが昨年5月に上演した「椿姫」の時の話。
以来、コンツェプトゥスの常連さんです。

 



 

 
――全曲は初役となる伯爵夫人、どのように取り組まれますか?

こんにちは!
今回、伯爵夫人ロジーナを演じます、松浦小夏です。
いつもお世話になっているワールド音楽祭でのオペラに出演出来て、
とても幸せです。

この、「フィガロの結婚」の伯爵夫人役は、
私が現在所属しております関西二期会の、研修所時代、
一番初めに勉強した役です。
とは言っても、この長いオペラの一部分を、
何ヶ月もかけて勉強したのですが、
「人前で演じ、歌うことの楽しさ」を知った、
思い出深い役なのです。


 

「伯爵夫人」というと、イメージとしては、
「気位が高い」「上品でおしとやか」・・・
こんな感じではないでしょうか。
しかし、今回役名でも「伯爵夫人ロジーナ」と
分かりやすく表記されていますが、
彼女は生まれながらの貴族ではなく、
セヴィリャの理髪師」のヒロイン、
ロジーナ」なんですよね。


 

可愛くて、賢くて、勝気で、自信たっぷり!
でもそれだけじゃなく、決して諦めない、一途な心を持っていて、
一筋の希望(伯爵の存在)に全てを賭けて、
どんな逆境にも立ち向かう、とっても強く熱い心を持った、
パワフルで希望に満ち溢れた女性。
こうやって書くと、ものすごく特別な人に聞こえるかもしれませんが、
当時彼女の置かれていた環境
バルトロに軟禁されている状態、毎日、一日中監視されている)を
考えると、人間なら誰もが自由を求めて、必死で策略を練りますよね。
そう考えると、彼女もある意味、普通の女の子っていうか。
ものすごく人間的だと思うんです。

 
フィガロの結婚」では、様々な障害を乗り越え、
晴れて愛する人と結婚して伯爵夫人になっているロジーナは、
幸せいっぱい!・・・のはずが、夫は浮気ばかり。
(どうしてこんな「釣った魚に餌はやらない」
 男性が多いんでしょうね・・・。笑)
そんなとき、自分を愛してくれている男性(しかも美少年!)が
目の前にいたら・・・。
どんなに一途な女性でも、心が動いてしまいませんか?
でも(自分のことは棚に上げて、異常に嫉妬心の強~い)
夫がいるし・・・(笑)

なんだか昼ドラみたいですけど。笑


 

話が逸れましたが、そんな普通っぽさも、
彼女の魅力のひとつだと思うんです。
貴族でありながら、そんな「普通の女性」の魅力を
たっぷり表現できればと思います。


 

今回も、Conceptusならではの演出に、乞うご期待!です♪