こんにちは、橋田です。
前回の記事では、
皆さんが抱えるストレスが
結果主義が原因である、と
書かせていただきました。
では、何を意識して、
どういう考えを持てば良いのか、
ということを
今日は書いていきます。
現代社会は、
結果至上主義です。
組織や人の心は、
ストレスを抱える方向へと傾いている。
経営者・仕事をしている人たち・公務員
そして子供たちまでも。
このような結果を求める
結果主義の社会は、
一見して
より良い行動をするために
良さそうに見えるが、
人の心は間違いなく後退していきます。
日本国内の1年間の自殺者は、
約3万人と言われますが、
実際にはその3倍、
と言われていますね。
また、
ストレスで病んでいる人も
多く存在しています。
元気がない・・・、
その一言が当てはまる現状です。
結果主義での
人づくり、組織、社会作りには
限界があると言わざるを得ないのです。
しかし、私は、
結果がどうでも良いとか、
結果が出なくても良いと
主張するのではないのです。
誰でも行動すれば、
必ず結果が伴ってきます。
これは、摂理ですよね。
その結果を分析して
次への学びにしていくわけです。
そうやって、我々は
今の文化や伝統、生活を
作り上げてきたわけですから。
ここで、
スポーツを例にあげて
考えてみたいのです。
スポーツとは、
人間が生み出した、
人間の仕組みを
知ることのできる文化の1つだと
私は考えています。
これは、
自分が指導者として
改めて学び、
このような考えに至りました。
ただし、
旧態依然とした
スポーツの現場も
あることは事実です。
これは否定しません。
我々、昭和世代の部活動は
それは、それは強烈でした。
因みに、
旧浦和市で
サッカーをしていました(笑)
話しを戻します。
ただ勝ちたい、と思っていても
勝てないですし、
どんなにテクニックがあろうと、
やる気がなければ負ける。
技術の高い選手だけを集めても
一体感がなければ負ける。
心や魂と行動、
結果の関係について、
いつも考えて
真剣に取り組んでいるのが
スポーツなのです。
実は、
このスポーツで応用されている
応用スポーツ心理学の仕組みを、
ビジネス界、教育など
様々な分野で
応用し始めているのです。
応用スポーツ心理学での研究によって、
結果を出している選手やチームには、
ある法則が存在することがわかってきました。
その法則とは、
心の良い状態を第一に求める
という発想です。
そしてこの発想が、
選手の生き方や
チームの風土として
根付いているのです。
スポーツドクターである
辻秀一先生は、
結果主義を
結果エントリー、
そして
心の良い状態を求める発想を
心エントリー、
という言葉で表現されています。
結果エントリーから、
心エントリーへシフトしていくことを
考えていくことが、
元気が出る社会を作る為には
必要ではないか、ということです。
結果ではなくて、
心、魂のあり方から考える、
ということです。
この心エントリーには、
2つのフェイズがあります。
1、『より良い心の状態でいる』こと。
2、『より良い心の状態を自ら作り出す
新しい脳の力を持つ』こと。
アメリカのシカゴ大学教授、
ミハイ・チクセントミハイ博士は
より良い心の状態を、
『フロー状態』と呼びました。
これは、
“無我夢中で、楽しい、最高の心の状態”
ということです。
大好きなことに熱中していて
時間や周囲の環境さえも
気にしていない状態。
時間を忘れて没頭している状態、
ということです。
この状態を言い換えると
、“外の状況に揺らぐことなく、
捉われてもいない状態”です。
この状態を最優先する生き方が
心エントリーな生き方、
というわけです。
では、
どうやって心エントリーな生き方が
できるようになるのか。
それには、第二の脳の力
ライフスキルの鍛え方を
学ぶことです。
つまり、
従来の脳とは異なる、
新しい脳の使い方を知ることです。
心エントリーな生き方とは、
第二の脳を磨く生き方、と
言い換えることができるのです。
結果至上主義によって、
勝者と敗者という
架空の状態を作り出し、
個々の人間の成長するという部分を
無視し続けてきました。
結果を出せばそれで良い、
そのような風土が
殺伐とした空気をつくり、
競争原理がはびこり、
ストレスの多い現代社会を
作ってきてしまった。
心エントリーを捉えて、
発想、認識を変えていくことは、
大きな勇気が必要とされるでしょう。
しかし、
この心エントリーによって
結果を得ているスポーツ界を
無視することはできません。
全てが上手く回り出し、
最高の自分を発揮することは、
自分自身の脳のスキルで可能になる、
ということなのですからね。
我々は、もう一度
自分自身の心を大事にしていくことを
考える時期にあるのではないでしょうか。