棲息地は台所!? -6ページ目

デート

秋晴れの気持ちのよい日曜日。


昨夜はたっぷり寝たせいか
今日は朝からお掃除やお洗濯がはかどる。
リビングで、出張中に溜った

一週間分の新聞を読んでる夫の横で
バタバタと掃除機をかけていると
珍しく夫からデートのお誘い。


「自転車に乗って散歩でもしない?」


うんいいね~いいお天気だもんね♪


サクサクっと家事を片付け

「どこまで行く~?((o(^∇^)o))」
と尋ねたら


オニギリ池


「はぁ?」
オニギリ池って、あの亀を逃がした 池…



やっぱアンタの心配は亀ですかいっ!



「もう一匹の亀を連れて行くなら行く」
「それは待て!( ̄д ̄)」


じゃ行かない~っ!(○`ε´○)!!

私が元々「好きだ」とか「愛してる」とかいう『言葉』を

胡散臭く感じているせいか
私が付き合ってきた男達は

そういう言葉を頑なにと思えるほど

発しない男ばかりだった。


私は、ムードやロマンチックなことが苦手だから
抱きすくめられて

目を見つめられて「愛してる」なんて言われたら
むず痒くて逃げ出してしまう。
あるいは、歯医者で神経に触られるような

直接的な刺激を感じてどうもいけない。
ましてやそれが付き合いのまだ浅い男からだったら
ウソ臭さや演出やらを感じて

その軽々しさに逆に腹が立ってきたりする。

だから必然的に、そんなことを決して言わない男ばかり

好きになった。


私にとって、そういうシチュエーションはドラマなのだ。

だからもし私がそういう場面で

一筋の涙でも流し

「私も愛してるわ」なんて返すようなことがあれば

それはきっと役者きどりになって

雰囲気に酔うことを楽しんでいるときに違いない。


本当の愛っていうのは

言葉じゃ表せないな。

相手の、ちっちゃなちっちゃな行為に

さりげない些細な行動に

なにげない会話に

ほんのりと感じる

そんな愛が好きだ。

映画のように、言葉にして貰うことにも憧れるが

行為や行動は

そんなことよりずっとずっと

心にズーンと深く温かく染み渡って行く気がする。

『愛』なんていう抽象的なことを

言葉に表すこと自体、無理な気がするし

しかももし、それが本物だとするなら

そんなときは

そんな言葉は言わなくったって

十分相手に伝わってる、と思うから

わざわざ言葉にして安っぽく浅くする必要もないのだ。


愛してるよ、とか、好きだよ、って言葉は

可愛いねとか、今日も綺麗だね、っていう

リップサービス的な軽さで十分。

それなら私も「サンキュ♪」って

にこにこしながら投げキッスくらいは返せるよ^^

NANA

映画『NANA』をみた。

江國香織の『東京タワー』の、映画版には失望してたから

そんなに期待してなかった。

それなのに

というか、だから

なのか

『NANA』はよかった。

原作に忠実な、服・部屋・台詞・・・


最初は、斜に構えて、演技が下手とか

キャスティングのイメージが違うとか

そう思ってたが

中島美嘉が、思ってたよりよかった。

宮崎あおいも、わざとらしいブリッコじゃなかった。


原作を読んでない友達と行ったから

彼女にはわからないだろうなというシーンもあったと思う。

いっぱい端折ってあったし…

実際、わかってなかったよ^^;


まわりは、女子高生や中学生とおぼしき女の子達ばかり。

その中で、誰も泣いてない場面ですら、涙してた私。

アホか私・・・・(-"-; ...


強いて言えば

レン役の松田龍平くんっ!

もっとダイエットしてて欲しかったよ・・・・・・・・・


NANA

TVショッピング

TVショッピングの番組を見るのが好きなコハル。

今、彼女の一押しは

ハンガーに吊るしたままかけられるスチームアイロン!



「ねえ、オカーサンすごいよ!あのシャツ♪

すっごいシワクチャ!!!

ありえな~いヾ(>▽<)oきゃはははっ!」


・・・キミの目の付け所はそこかいっ!(-ω-;)ウーン



「洗濯してないときに、洗濯カゴから掘り出して着てる

オニーチャンのシャツみたい!o(^▽^)o」





(||| ̄▽ ̄;)グハッ・・・

    

>┼○ バタッ・・・母、再起不能・・・・・・・・・・

存在感

ただいま~!ヽ(^▽^@)ノ

今、お仕事から帰って来たよ~^^

 (・・・って、どこに言ってんだか私。^^;)



駐車場に車を停めようとしたら、夫の車が。

あら今日は早いのね、な~んて思ったら

そうそう、夫は今、車を置いて出張中だったんですね。

すっかり忘れてたw

これ、毎度のこと。ってか毎日思う。(^^;;



これって、私の中に

夫の存在感があるんだかないんだか、

かなり冷や汗ものです。(;^_^A

夫のいない食卓

夫がいないと、なぜか夕食作りが楽しい。

我が家で好き嫌いがあるのは唯一、夫だけだからだ。


夫が出張の日は断然、魚料理が多い。

夫の大嫌いなブリのアラ炊きなんかは

こんなときにしか作れない。

昨日は、スーパーに寄ったら新鮮な鯛があったので

シンプルに塩焼きしてカボスを添えて。

具沢山の豚汁に炊き込みご飯。

料理も鼻歌まじりでサクサクやれるのが不思議♪


いつもより1時間早い夕食だったせいか

コハルももりもり食べる食べる。

いつもは、お兄ちゃんやお姉ちゃんの帰りを待ってる間に

パンや肉まんなんかをおやつに食べてるから

そこまでの食欲がないのだ。


コハル、口いっぱいにご飯を頬張って、まさに『食う』。

「コハル完食しました!おかわりっ!!!」

・・・その食欲は嬉しいけどね、もっとお行儀よく。

んで、

「まいう~ヾ(@⌒¬⌒@)ノ 」

って言うの、やめなさいっ!(゛ `-´)/




さ~て今夜は何作ろうかな♪(⌒-⌒)ニコニコ

オトーサンごめ~ん!^^;

笑い

滅多に凹まないこなつである。



・・・いあ、そうでもないか(;^_^A アセアセ・・・


キッチンの流しが泥沼状態のときとか

飲み過ぎてなんかやらかしたときとかは、

この世の終わりってくらい

思いっきり凹んでます。。。(lll __ __)バタッ

しかも頻繁に・・・・・・(-_-;)



しかし、仕事上で凹んだのは、

独身時代のマジ職含めて、思い出す限り三回。

若かりし頃は私だって

一人、トイレで泣いたことあるんだいっ!(/ー ̄;)



その私が、今日、○年ぶりに見事に撃沈致しました・・・


きっかけは些細な失敗だったのだが、

それまでのいろいろが溜まっていたのだろう

ドタバタしながら

「すみません(;´▽`A``」 と謝ると


「謝るときは笑わずに謝りなさい!」

と一喝された。


私は笑ってるつもりはなかったのだが

でも多分、次の作業もあることだし、些細なことだと

笑って誤魔化し、通り過ぎようとしていたのかもしれない。


『笑って誤魔化す』 は、私の得意技^^;

けれども彼女にとっては

誤魔化しようもないくらいのマジ切れ状態だったらしい。



誤魔化しちゃ、いけないよね!

相手をマジ笑い させなきゃ。


『笑い』は誤魔化しじゃないぞ




私は、反省と共に、そう自分の肝に銘じ、

誤魔化しでない笑いを

彼女に、そして皆に、届けようぞ!

・・・と、固く心に誓ったのでありました。



笑うが勝


イケメン正宗 さん♪に作って頂きました!^^

これを座右の銘にして頑張りますっ!!

お見送り

空港

夫を空港に送って行った。

彼はまた今日から中国へ。


行きは夫の運転で。

夫を搭乗口で見送り、駐車場へ戻るも

自分の車がどこにあるか分からない。

探せど探せど、見つからないのよ、あんなに目立つ車 が;;


ついに夫に電話する。


「私の車、どこ?」

「はぁ?」

「わからん・・・・」

「もう電源切らなきゃ」


   ツーツーツーッ・・・・・・



「ヾ(TДT;)))).....マッテぇ~!」




数時間後、関空に着いたらしい夫からメールが来た。


「もしかしてまだ駐車場?」

「・・・まだ探してる・・・・・・・」

「まじで???」

「まさか(-_-;#」


信じるなよオイッ!!( #` ¬´#) ノ



・・・出国前にこんな会話しかしない夫婦です(;´д`)





まぁ、とりあえずは

いってらっしゃーーい!ヽ(^▽^@)ノ

空

きっと幸せに

やっと夫が、別れを決意してくれた

昨日。


今まで長かったね

ごめんね、私の我侭で。

私とは相性が悪かったんだから仕方ない…



「コハル行くぞっ!」

「いやだぁぁぁぁぁ“o(>ω< )o”ヤダヤダ!!」

「いいから来い」


夫はどうしてもコハルを連れて行きたいらしい。

嫌がるコハルを無理やり車に乗せ

夫は、車を走らせた・・・。


さようなら…

でも、その方があなたの幸せ。

広い広い世界で逞しく生きるのよ。







・・・1時間後、コハルが戻って来た。


「オカーサン!ものすごく気持ちよさそうに

スイスイ泳いで行っちゃったよ ♪(⌒-⌒)」



近くの池に放された亀2 は、水を得た魚のように

生き生きしてたらしい。

ほらね♪やっぱ、そっちの方がよかったじゃん^^



そしてさっき、再びその池へ、亀の様子を見に行った夫。


「のんびり泳いでたよ、ヤツ」

「あんなに広い池で見つけられたの?」

「うん。居た。」

「よくわかったね。じゃ、もう一匹も逃がしてやれば?」


「・・・・・・・それは考えさせてくれ・・・・」



私には、夫の心理が分からない・・・・・・(´Д`;)


だけど許してね

これは、純日本種の銭亀。

アリゲーターでもサソリでもない

生態系を乱すこともないだろう

野生化して、人間を襲うこともないと思う。

きっときっと、もう一匹の亀も

私が救ってあげるから!

待っててね、その日が来るのを。

あなたもきっと、この広い世界で

すいすい気持ちよく泳げる日の来ることを!

ひとりでお茶

アイスティ


今日は、長女の学校で「進路説明会」があるので

朝から仕事を休んだ。


早く着き過ぎたので

時間つぶしに久々に一人でお茶。


長女の学校は街中にあるので
懇談会の度に

ちょっとだけお洒落して出掛ける。


郊外のファミレスと違って、
こんなふうに

一人で軽く入れるお店がたくさんあるのも魅力だ。


そして私は、こんな時間が好き。


昔はよく

仕事帰りに一人でふらりと喫茶店に寄って
コーヒー飲みながら、本を読んだりしてたな…





少ぅしだけ

自分を取り戻したような、

そんな気がしたよ。