かつて肥薩線で走っていた、SL人吉。
肥薩線は2020年夏に球磨川氾濫で被災し、その後は鹿児島本線で走行。
2024年春、蒸気機関車の老朽化により引退を迎えました。
ここで使われていた50系客車とDE10形機関車を用いて、4,5月には快速ゆふいんを設定。
展望ルームから、新緑の流れる久大本線の景色をお届けしました。
そして今回ご紹介するのも、同じ50系客車の旅。
筑後船小屋駅から大分駅まで、7時間にも及ぶ福岡→大分の移動です。
注目したいのは、その運行ルート。
単純に鹿児島本線と日豊本線を通るのではなく、博多駅から遠回りして篠栗線・筑豊本線を経由します。
通常の特急列車なら選ばないルート構成ですが、一体どんな道のりが待っているのでしょう。