早いもので2か月が経ちました…。
時間はどんどん過ぎてゆくのに、なんだか時々ふとこむぎが亡くなったことに実感が湧かなくなったりします^^;
本当はまだまだずっと側にいたかったのになぁ…とぼんやりすることもあります。
でもその都度ちゃんと前を向かなくちゃ!と、次のことを考えたり…。
近いうちに良いお知らせができるように頑張りたいです^^
そして、今回は以前にInstagramで書いたことを改めてブログにも書きたいと思います。
最近よく目にする「猫ブーム」というもの。
この言葉を聞く度に思うところがあって、不適切な言葉があったら申し訳ないのですが書かせてください…。
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ずっとずっと以前から考えていたことなのですが、
猫を飼うということ、ちゃんとしっかり向き合ってから決めて欲しいです。
ただ可愛いからと暮らし始めてしまうと、最終的に飼い主さんにとっても、猫にとっても、悲しい結果になってしまうかもしれない。
猫ブームと言われるほど猫を飼うことに注目が集まっているけど、ずっとずっと心配していました。
保護猫さんと暮らしてくださる方が増えるのは良いことだと思うけど、猫と暮らす前にきちんと考えて欲しいな。
その子が幸せな一生を送れるかどうかは飼い主さん次第だということ、
その子を幸せにできるのは飼い主となったあなたしかいないこと、わかって欲しいな。
殺処分になっている猫の数、平成26年度は約8万匹でした。
年々減ってはきているけれど、殺処分になる子がいなくならないのには、途中で飼育を放棄する無責任な飼い主がいることも原因となっています。
噂で聞いたことですが、保護猫さんの中で茶トラさんが人気だと聞きました。
人気ってなんだろう。
猫はブランド品ではないんだよ。
体が小さくても私たちと同じ命。
保護猫さんがたくさんいる中、柄で選ばないようにすることは出来ないことかもしれないけれど、茶トラだから飼うとか飼わないとかはまた違う気がするな。
私もこむぎが茶トラだったから一緒に暮らすことにしたわけじゃない。
拾った時は毛並もボロボロで目つきもすごく悪くて声もひどいものだった。
引き取ってもすぐに亡くなってしまうかもしれない…その時に私が耐えられるかどうか、たくさん悩んで考えて、でも私が幸せにしてあげたいって思った。
最後まで責任を持ってこの子と暮らそうと思った。
猫と暮らすこと、ちゃんと覚悟して決めてください。
ただ可愛いだけじゃだめなことわかってください。
私とこむぎからのお願いです。
たくさんの猫さん、飼い主さんがずっと笑顔で幸せに暮らすことができますように。
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ここまでがInstagramに書いたことです。
こむぎとの暮らしは毎日笑顔でいっぱいだったけど、決して楽しいだけではありませんでした。
苦労もたくさんありました。
けれど、著書の「こむぎねこ」や「こむぎといつまでも」にはその様子を書いていましたが、
Instagramではみんなに心配かけまいと、できるだけ辛いことは書かないようにしていました。
その理由は、元気なこむぎの姿をみんなに見て笑顔になってもらいたかったからなのですが、
この「猫ブーム」をテレビで見る度に、それが反対に良くなかったのではないかと思いました。
私自身も、「猫との暮らし」の良い部分だけを見せて誤解を招いているのではないかと…。
反省しています。
本当ならば、動物と暮らす以上ちゃんと向き合わないといけないことなのに…。
猫に限らず、犬やそのほかの動物も同じことです。
ペットは大切な家族です。
家族がもしも病気になったら、どうしますか。
お金がかかるから、手間がかかるからなんて理由で家族を見はなすことはできません。
また、引っ越しなどで一緒に暮らすことができなくなったからなんてことも、見はなす理由にはなりません。
今まで一緒にいた人に捨てられた子の気持ちを考えたら、できることではありません。
そして、ずさんな環境の中で生活させることもあってはなりません。
その子にとって、飼い主であるあなたがすべてです。
精一杯愛情を注いであげてください。
こむぎは病気を持った子でも幸せになれることを教えてくれました。
私は決して100%完璧な飼い主ではありませんでしたが、
こむぎと真剣に向き合ったと胸を張って言う事ができます。
どうかどうか、小さな家族を大切に、家族との時間を大切にしてください。
私とこむぎのお願いでした^^
今日もていていニャルソック♪
tomo