今朝、起きてすぐ熱を測る。
37度ちょうど。
微熱である。

病院へ。
インフルの検査をしてもらうためである。
検査キットは、鼻の穴の奥に小さな針のような器具をつっこんで粘膜かなにかを採取するという手筈。
採取後10分ほど待つと、その結果がわかるという。
便利だね。

結果を示す器具には 「C BA」という表示窓があって、その下に縦線が出るようになっている。
もちろん「A」の下に線が出たらA型インフルエンザであるし、「B」ならB型インフルエンザである。

で、結果は。。。
見事に、「C」のところに縦線が出ていた。
「C」はC型インフルエンザではなく、クリアの「C」だろう。
「単なる風邪ですね。よかったですね。」とお墨付きをもらった。

さて、それから出勤。
念のため、マスクをして授業。
マスクは菌をもらわない、菌をまき散らさないという二つの効能がある。
マスクをしたままの授業はやりにくいのだが、生徒に風邪をうつしてもいけない。

マスク君となっての一日は、けっこう疲れる一日であった。
そういえば、干刈あがたさんに 『マスク君』 という名の短編があった。
少女がマザコン少年の受験を観察する短編。
マスク君は、いつどんな時でもマスクをしているのである。
自分の殻の表象がマスクなのであった。

マスクをかけての今日の一日。
マスク君の気持ちが、少しだけわかった気がした。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
だてマスクというのが流行っているって?