センターの自己採点結果のフィードバックが昨日から届いている。
今日はその資料に基づいての受験校検討会。

各受験産業が出してくれたデータを比較し、生徒の実力を勘案しながら、合格が可能な大学を全国規模で探す。
A判定(合格確率80%以上)と出ていても、センターのその年の平均点と、フィードバックされた受験生個々人の成績によって、実際の出願状況が変化する。
だから、一人の生徒の受験校を決めるのにけっこう時間がかかるのだ。

もちろん、受験するのは生徒だから、検討会で出た結果に左右されず、当初の志望通り受験していく生徒もいる。
一方で、検討会の結果を受けて受験校を変えて、受験していく生徒もいる。
すべてはこの検討会を経た、明日からの三者面談で決まる。

3年担任は、先週のセンター試験の引率から自己採点、特編授業、検討会、個人面談、三者面談と休む暇がない。
この3週間はまったく休みが取れない。
私も経験があるからわかるけど、休めない辛さよりも、努力が報われずにやむなく国公立受験を諦めなくてはならない生徒たちのケアの方が大変だった。
「3年担任をするのは、せめて3年に1回でいいわ。毎年だったら、きつい」
これが偽らざる本音である。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
まだまだこれからが受験本番。
全国の高校3年生の担任の先生方、ご苦労様です。