今年のセンター試験の国語。
やはり平均点が悪い。
いや、過去最低である。
100点を割り、97点ぐらいである。

ピンとこない評論文、異常に長い小説、読解不能に陥りそうな古文、隠者趣味の漢文。
しかも、選択肢は長すぎ。
これでは、多くの受験生が「泣き」を見るのは明らかだ。

特に古文は難問だ。
夫婦間のいさかいを読み取れるかどうか。
私も解いてみたけど、ゆうに20分はかかった。
これまでの古文だったら15分前後で解けていたが。

じっくり読んで解く生徒には、本当に気の毒になるぐらいの長文、難問のオンパレード。
平均が50%を割ったということは、得点率40%台の受験生がわんさかいることを示している。
普段なら60%ぐらい取れて、なんとか国公立のボーダーにかかっていた生徒。
国語の配点率の高い文系の生徒やら、国語を半分はあきらめていた理系の生徒たちは、涙にくれているはずだ。

80分という限られた時間で、50ページもある問題冊子をめくらなくてはならない。
評論、小説、古文、漢文とバラバラに問題は作成されるのだろうが、総体としての国語の文章の量、問題の量などを見てバランスを取ってほしいものだ。

さてさて、来年はどうなることやら・・・・。
3年担任はこれから三者面談で忙しい。
教員、生徒とも、辛抱が続く。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
明日は1月23日。
1・2・3で○○の日。
語呂合わせが好きだなぁ、われわれは。