自己採点の今日。
センター試験を受験した生徒を一堂に集めて自己採点をさせ、結果を複数の受験業者にデータとして提供する。
業者はなるべく多くの数のデータを集め、分析し、今年のセンターの平均点やら受験動向やらを高校現場へフィードバックする。
現場ではそのデータ分析をもとに、三者面談をして最終的な出願校を決定する。

毎年おなじみの熱い一週間がこれから始まる。
悩むのはいつも志望校のボーダー近辺の点数を取った生徒。
予定通り出願すべきか、受験校のランクを下げるべきか。

このあたりの 「呼吸」 をどう考えるかが、受験担当の悩ましいところだ。
業者の分析を信じたがために、生徒の受験校を変更させたところ、予想以上にそこに人が集まって競争倍率がアップして、生徒が不運な目に遭うことも多々ある。
そんなことなら、最初から志望していた大学を受けさせておけばよかった、なんて。

一方でエアポケットみたいな学校も出現する。
そこを志望していた受験生がセンターの結果でことごとく他校に志望を鞍替えし、結果的にそこの志望倍率が1倍に満たない事態も出来する。
要するに、募集人員よりも志願者数が下回り、結果、志願者全員が合格ということもあるのだ。
まあ、一種の僥倖ではあるが。

そんなこんなで、これから一週間が三年生担任と進路指導部の一番忙しいし、腕の見せ所でもある。
今年の受験生に、幸あれ!と願うばかりである。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
休肝日です。
今年6日目。