今年のセンター試験の国語。
昨年並みの難しさがあった。

まず、評論。
昨年の小林秀雄ほどの難解さはなかったが、近世における漢文教育について述べたもので、受験生にはなじみにくい文章だった。

次に小説。
これが長い。
8ページもある。
1ページを1分で黙読したとしても、問題文を読むだけで相当時間が取られる。
設問はやさしめだけど、問題文の長さと古い文体の文章に苦しめられた生徒も多いだろう。

そして古文。
これが問題だ。
出典は源氏物語。
夕霧と雲井雁夫婦の会話を読解させるもので、難しい。
古文から解きはじめた生徒は衝撃をうけたはずだ。

漢文はたけのこの話。
白文を書き下す問題が二題(一題は返り点をつけさせる)あり、穴埋めもあって内容をつかむのに苦労したはず。

ということで、今年は昨年と同じか、下手すると昨年よりも下回るかも。
国語の問題ではいつも思うが、じっくり読ませて考えさせて解かせてもいいのではないかと思う。
速読即解だけがすべてではないからね。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
明日の自己採点。
こわいなぁ。。。