組織でも、個人でも、その時であれ、この時であれ、
きっとどこかの方向に向かって、時をわたっているのだろうと思う。

その方向が、どこに向かっているのか(どこに向かっていたのか)を確かめるには、その時々に踏みとどまって確かめるしかないのだろうけど、

実は踏みとどまっているその時にも、時は動いているわけで。

船を、どこの瀬で下りようか、どこの港で下りるまいか、考えているうちにも、船は動いているわけで。

なにかをするタイミングってのは、そんな流動的な中にあるものなんだね。

でも、昨日ではないんです。

今、川に飛び込むか飛び込まないかって、それを決断する「今」は「明日」ではなく、まさしく「今」なんですよね。

その「今」が、明日を保障するかどうか、そんなことはわからないけど、「今」にこめる 「熱」 がなければ、明日の氷は溶けないよね。

「今でしょ!」

昨年の流行語大賞に輝いたことば。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
「今!」だけでは、たぶん人をひきつけなかった。
「でしょ!」がくっついてこそ、やね。
え?
そうでしょ!