全国高校サッカー選手権。
今日の決勝。
富山第一対石川星稜。

後半の後半まで、星稜が2対0でリード。
敗戦濃厚の富山第一だったが、終了近くになって1点を返し、アディッショナルタイムでPKを得て、同点!

いやあ、この場面、しびれたわ。
高校生のスポーツって、こんなことがあるからやみつきになるんですわ。

これで勢いづいた「とみいち」は、延長戦の後半にスローインのボールを豪快にたたきこんで勝利を決定づけた。
このゴールも鮮やかだった。

後半の終了間際までほぼ勝利を手にしていたかに思われた星稜には、厳しい結果となった。
富山第一にPKを与えた選手は今夜は寝られないかもしれないが、富山の圧力に必死でしのごうとしたプレイだった。
誰も君を責めはしない。
決勝まで進んだ自分たちを誇りに思ってほしい。

追うものの強さ、したたかさ。
受ける側のリードするむずかしさ。
一瞬にして奈落に突き落とす、勝負の非情さ。
そんな醍醐味を味わわせてくれた決勝だった。
昨年の鵬翔の戦いぶりとはまた違った、魅力があった。

富山第一、おめでとう!
石川星稜、あっぱれ!
今日の経験を、これからの人生に生かしてください。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
高校生は、やっぱりすごいし、すばらしい!