今夜飲むワインは、ブルゴーニュの赤の予定。
徐々にではあるが、ボルドースタイルのワインからブルゴーニュスタイルへと好みが変わって来つつある。
年齢を重ねるにともない、酸に対する味覚の志向が変わってゆく。
要するに、酸に抵抗が無くなるという感覚から、望んで酸を求めるという方向に変わってゆく。

酸は、もちろんボルドーよりもブルゴーニュの方が豊かだ。
タンニンががっちりとしたワインよりも、柔らか味のあるタンニン、シルキィなのど越し、赤いベリーの香り。
そういう志向へと変わってゆく。

というわけで、自分としては少し奮発してクロード・デュガの作るジュヴレ・シャンベルタンにすることにした。

村名ワインだし、2007年だから良作年というわけではないが、6年経って少しはこなれてきているのではないかという淡い期待を抱いて飲む。
我が家ではワインを飲むのは私だけなので、この1本で出来上がってしまうことだろう。

いろいろあった2013年の締めのワインとして、ゆっくり楽しみたいと思う。

さて、来る2014年はどんな年になることか、いや、どんな年にするか。
デュガのワインを飲みつつ、妄想にふけるとしよう。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
さようなら、2013年。
みなさま、この一年間ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。