10年ひと昔、という四字熟語がある。
文字通り、十年一昔。

世の移り変わりが早くて、十年も経つと諸々が古びて、もう昔のこととなってしまう。
あるいは、世間の事象の移り変わりが早いことをいうたとえでもある。

で、今夜は、それこそ10年前に、ぴっちぴっちの女子高校生であった子たちが訪ねてきてくれた。
なんでも、同級生のMさんが結婚式を挙げるから、そこで元担任や副担任にビデオメッセージに出てほしいということで。

この代の子たちは、あのアテネオリンピックの時の高校1年生である。
2004年。
今年は2013年。
およそ、10年経っている。

久しぶりに会う子たち(もう25歳を過ぎている女性に、子 はないが)も、すっかり変わってきたなぁ。
結婚した子、仕事ばりばりの子、子育てに追われている子。
それぞれの立場にいる女性たちだ。

で、そんな子たちも、久しぶりの学校、久しぶりの先生に会うと、記憶がいっきにさかのぼる。

あの頃は、あんなでこんなで、ナタデココ。
あれやってこれやって、こんナッツクリーム。
……みたいな、しょうもない話にはなるのだが、あの頃のことが甦るのは、ともに過ごした仲間がいてこそである。

今度結婚する子にも、いろんな思い出がある。
幸せになってくれることを願って、ビデオの画面にはまった。はず・・・・。(笑)


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
幸、多かれと、君に願う。