1学期も今週で終わる。
今日の午後は全校生徒を集めての性教育。
産婦人科を開業されている女性の先生をお呼びしての講演。

性教育というと、どうしても女子を中心とした話になる。
中絶しかり、避妊しかり。
望まれない妊娠で身も心も傷つくのは女子である。
命を宿す体であるがゆえの危うさを説くことになってしまう。

一方で、男子への性教育は、どうしても通り一遍のものになってしまうのではなかろうか。
「傷つくのは女の子なんだから、彼女を大切に思うなら、彼女のことを考えて行動しなさい」というような、観念的な説教になってしまう。
しかし、高校生の頃の男子は、やはり性的エネルギーが強いから、そのエネルギーと女の子への気遣いとのせめぎあいは、けっこうきびしいものがあると思う。
そこに立ち入って説くべきなんだろうな、男子への性教育は。

となると、これは男子だけを集めて話をした方がよいということにもなる。
それを痛感させられた講話だった。

今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
性教育はいつも難しいと思う。
それは私がおっさんだから?