今日、本県の高校の、来年度の募集人員が発表になった。
大宮、小林などの普通科高校の定員が県全体で120人の減になる。
私立も数校で定員を減らす。

少子化の時代、定員が徐々に減っていくのはしかたがないことである。

が、またぞろ高校再編の話が出てきている。
ひとつの学年のクラスが数クラスしかないところが対象となるらしい。
○○高校とか、△△高校とかも対象に上っているらしい。
いずれもその地区の中心の学校として長い年月を積み重ねてきた歴史があるのだが、少子化でその地区の子どもの数が減ってきているためである。

もし、再編となれば、今までは生徒が自宅から自転車で通えた学校が、今度は鉄道やバスを使って隣町まで行かなくてはならなくなる。
これが地域に与える影響は大きいだろう。
家計への圧迫が増え、地元の一体感が薄れる。
これは口で言うほど軽いものではないはずだ。
統合や再編への反対運動が起きるかもしれない。

以上は県立学校の話ではあるが、私立の場合はいつ定員が充足できなくてつぶれるやもしれない。
少子化の時代は、学校の教育の質がますます問われる。
心して来年度の募集に向かわなくては。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
私立は、高校授業料無償化の問題もあって、立場がよりきびしいのです。