バレタ、。

といっても嘘がばれたわけではなく、スペインのカヴァの名前である。

バレタ・ブリュット・ナチュラル。
ウィノローグ winologue


最初に桃を思わせえる輪郭のはっきりした香り。

泡は比較的細かい。

酸が生き生きとしており、後味にかすかに苦みがある。

キレがあるが酒質は軽く、クイクイ入っていく。


こういう軽やかな泡も、このうっとおしい雨を払うかのようで心地よい。

うまいうまいと言っているうちにすっかり開けてしまった。

それでも足りず、スペインの赤を開けてしまったが、さすがに翌日は休日なのに仕事だから、ほどほどにしてやめることにした。


ただ、もう一度リピートして飲むかといえば、そこまでは感じない。

たぶん、かのあまりに軽やかであることがあっさりとした印象で、心に刻み込むようなインパクトには欠ける。

上品だけど、ものたりなさはある。

ものたりなさはあるけど、まあ、上品であることは確か。

(何が言いたいんだ?)


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

1000円台の泡でリピートしたくなるものには、なかなか巡り会わないなあ。