イタリアのワインは普段はあまり飲まない。
というか、ワイン会でもほとんど出したことがない。
キァンティもバローロもバルバレスコも、ほとんど飲まない。
よってイタリアのワインがどれほどのものか、なかなか見当がつかない。
普段はフランス、アメリカ、チリが中心の家飲みワインに、イタリアやスペインのワインも加えてみようと、リラックスさんの 『ここひとワインセット3』 なるものを注文。
イタリアのアブルッツオ州のモンテプルチアーノ・ダブルッツオ。
キューザ・グランデというワイナリーのテッレ・カサーリというワイン。
サンジョヴェーゼのクローンといわれるモンテプルチアーノというブドウを使っている。
抜栓当初は、ドライプルーンやカシスのかぐわしい香りが広がって、酸もミネラルも心地よくまとまったワイン。
まあ、値段からすればコストパフォーマンスには長けていると思われた。
三分の一ほど飲んでバキュバンで栓をして、2日後にまた飲んでみた。
しかし、この2日で何があったかはわからないが、驚くほど表情が変わっていた。
心地よい香りがおとなしくなり、酸が強烈に立っている。
舌でころがせばまだ一昨日の姿を垣間見せはするものの、なんだか別のワインになってしまったような。
ワインとしてのパフォーマンスが薄命なのだろう。
モンテプルチアーノ・ダブルッツオとはこんなワインなのだろうか?
不明である。
今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
昨日で今年の休肝日は60日を達成。
今日も休肝日。
5月はとりあえず14休肝日を目標としよう。