一昨日のワイン会は、安いワインから入って最後はシャトー・マルゴーにたどりつくという、階段を一歩一歩上がっていくようなワイン会でした。


最後の3本のうちのまず2本はボルドーのスーパーセカンドのピション・ラランドとコス・デストゥルネル。

うちのワイン会の例会ではよくトリを務めるこの2本なんですが、今回は最後の最後に大御所のシャトー・マルゴーが控えていました。


普通だったら、「やっぱりコスっておいしいよね」だとか、「ピション・ラランドはうま~い!」で会はすんなり終わるはずなんです。

が、一昨夜はすっかりマルゴーに話題をさらわれてしまいました。


ピション→コスの順に出して、それぞれステーキに上手に合っていました。

3時間前にデカンタージュして飲みごろになっていた2本は、それぞれとろけるような肉の脂にマッチして甘い歌声をきかせていました。

ボルドー好きの面々もすこぶる満足。


「でも、最後にマルゴーだから、ゆっくり肉を食べてね」と言って、食事のペースを落としてもらって、満を持してのマルゴーの登場。

マルゴーのグラスを一口飲んだとたんに、全員が「うまい!」。

コスもピションもそれぞれにおいしいのだけれど、マルゴーはその上をいってました。


「なんか、すごくピュア!」

「雑なところがない!」

「気品がある!」

「すごくおいしい!」

などなど絶賛の言葉が。


あげくのはてはマルゴーのボトルといっしょに写真に収まりたいというリクエスト多数。

たしかにマルゴーを飲んだ、という証明。

まあ、大の大人が無邪気に騒いで。(笑)


これが証明写真です。
ウィノローグ winologue

最後の最後で異常に盛り上がったワイン会でした。


こちらはコス、ピション、キスラー。
ウィノローグ winologue

いずれ劣らぬ大物ワインたちですが、マルゴーにはかなわなかったなぁ、一昨夜は。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

今日は国公立の後期日程の発表が立て続けにあります。