昨日は雨のせいもあり、お墓詣りのせいもあって、妙にペシミスティックになってしまいました。

やはり、いくばくかのさみしさが胸に巣くっているいるわけで。

3月はあまり好きな季節ではないですね。

別れが多いので。


そんな心を抱いたまま、夕方からNHK交響楽団の公演に行ってきました。

それについてのコメントは後日。


コンサートが終わって帰ってきて、例によってワイン。

昨夜はこれ。
ウィノローグ winologue
南仏のル・シャ・グルナッシュ2010。

ヴァン・ド・ペイ(地酒)ですが、丁寧に作ってある感じが伝わってきます。

ちょっとスパイシーで、イチジクやチェリーを思わせる香りに、ミネラルがここちよい。


これに合わせたのが、このタタキ風にしたシビの刺身。
ウィノローグ winologue

合うんかい?

合うんですよ、これが。

刺身とワインをつないでくれたのがこれ。
ウィノローグ winologue

ヴィオレ・マスタード。

マスタード種子をぶどう果汁やシナモンなどのスパイス、ビネガーなどと一緒に発酵させたもの。

マスタードといっても甘く、粘り気のあるつぶつぶなんです。

これがグルナッシュのスパイス感とマッチして、シビを赤ワインのつまみにしてくれるのです。


カリカリにベーコンを焼いて、それにつけてもおいしかった。

このマスタード、おすすめです。
からしの香りとぶどうの香りがまざっているし、味が甘いのでちょっと抵抗感がある人もいるかもしれませんけどね。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

今日は指導要録作り。

短調な作業を繰り返さなくてはならないので、飽きます。