シャトー・カノン・ラ・ガフリエール2000。
ボルドーはサンテミリオン地区のグラン・ヴァンですね。
モンドットで有名なナイペルグ伯爵の手になるワイン。
11年経過してどこにも衰えを感じさせない色合い。
チョコレート、インク、栗、ハーブ、ナツメグ、ブラックカラントなどの香り。
シルキーなタンニンと落ち着いた酸。
ボディはやや筋肉質な趣があって、先般のワイン会でピション・ラランドと比較した時に感じたのは、ピションのふくよかさとは対照的なタイトなスタイルのワインだなと思ったのでした。
5日経ってもへたれておらず、最後までグラン・ヴァンの姿を保ってくれていました。
さすが、ダンディなナイペルグ伯爵の作るワインだけのことはある。
今年の最初の赤ワインとして記憶しておきたいと思います。
ま、360日後には忘れているかもしれませんが。
今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
どこかのレンタルセラーに預けっぱなしのワインも調べてみないといけませんね。
飲むぞ、今年は!