今年飲んだワインの中で印象が強く残ったものを上げてみましょう。


●シャンパン、スパークリング

 【DUBL】

 ミネラル、うまみ、酸、柑橘の香り。

 どれもバランスが取れていて、今年飲んだスパークリングでは一番印象の深いものでした。

 1月20日の記事参照


 【ジャクソン キュベ733】

 プラム系のかおりが強烈。苦味もあって、印象に残るシャンパン。

 8月2日の記事参照


 【ヴーヴ・クリコ・ラ・グランダーム】

 熟成したシャンパンは、実はすぐれた白ワインであることの証明。

 泡が、酸が、というのを超えて存在感あり。

 12月23日の記事参照


 【アルテラティーノ】

 これも実に美味しかった。1000円代のスパークリングとしては秀逸。

 8月28日の記事参照


 【ヴァルディヴィエソ】

 夏の暑い盛りに何度お世話になったことか。

 シャープな酸が、熱の逃げない体をいやしてくれました。

 5月3日の記事参照


 というわけで、実はシャンパンよりもスパークリングが印象に残った年でした。


●白ワイン

 【ジョスメイヤー ピノグリ2007】

 なんといっても手頃で、個性的で、かつおいしくて、また飲みたくなる。

 スパイシーさが持ち味で、シャルドネとは違ううまさがあるワイン。

 11月12日の記事参照


 【ルロワ ブルゴーニュ2000】

 昨日飲んだワイン。

 熟成したうまみがぷんぷん。

 12月30日の記事参照  


 というわけで、あんまりいい白を飲んでこなかったみたいですね。

 来年はいい白を飲むぞ!


●赤ワイン

 【シャトー・コス・デストゥルネル1988】

 いつも安心できるワイン、コス。

 失望させられたことのないワイン、コス。

 1988は生まれ年の卒業生たちと飲んだ。

 うまかった。

 4月2日の記事参照


 【シャトー・コス・デストゥルネル1999】

 この前のワイン会で。

 2000はまだ固かったけど、これはこなれてきていました。

 もうしばらくは美味しく飲めそうです。

 12月23日の記事参照


 【ステラ・アウレア2006】

 チリワインでありながら、ボルドー仕様のセパージュ。

 シルキーで上品な赤。

 6月22日の記事参照

 

 【アロース・コルトン2001】

 ミシェル・ヴォアリック。

 ヴォアリックは昔ながらの堅実な作り方をする。

 なめらかで、コルトンらしい落ち着きのあるいいワイン。

 12月23日の記事参照


 これぐらいかな。

 赤も手頃なものばかり飲んでました。

 来年は、ちょっと奮発して飲むかな。

 総じて、今年は私的には 安うまスパークリング の一年でした。


さて、今日は赤はデュジャックのモレ・サン・ドゥニ1999 を開けよう。

ずっと飢えていた、おいしいブルゴーニュ。

秋に飲むはずだったのがずっと延ばし延ばしになってました。

期待に応えてくれますように。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

今年もお世話になりました。

来年もよろしくお願いします。

よいお年を!