久しぶりのワインの記事です。
今日は赤を飲むと決めていました。
以前予定していたのはピノ・ノワールのブルゴーニュワインでしたが、リラックスさんのペログビ10周年ワインを買ってしまったので、そちらの赤から攻めることにしました。
さて、今日開けたのはシラー100%のビオロジックワイン、ドメーヌ・ド・ラ・シガリエール2008というワイン。
産地は南仏のコトー・デュ・ラングドック。
南仏といえば、シラーやカリニャン、グルナッシュなどをブレンドした、スパイシーなワインの宝庫ですが、これは珍しくシラーのみで作られています。
やや明るさの残る、紫の強い色調。
開けた始めは安っぽい赤を思わせる茎っぽさのニュアンスがありますが、時間が経つにつれスパイシーな香りが立ってきます。
しかし、南仏にありがちな、時に攻撃的で重厚なスパイスの香りではなく、やわらかく上品さが備わっています。
口に含むとじんわりとフルーツの旨みがあふれ、タンニンはやわらかく、明るく陽気な甘みが伝わってきます。
南仏もいいじゃないか、とラングドックのワインがあまり得意でない私にも美味しく感じられました。
麻婆春雨に少しワインをかけて食べると、これがけっこう合いました。
麻婆にはワインのスパイシーさが負けないですね。
これはけっこういいワインです。
ということで、今回はペログビ10周年ワインの1本でした。
さて、明日は木曜日で、恒例の休肝日。
次回は金曜日にペログビ10周年の白のどれかをあけます。
もちろん、カツオをタタキにして飲みます。
今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
ペログビの白の一つ、パンゴリンのシャルドネはもう飲んじゃいました。
パンゴリンのシャルドネは地元の店でも買えるのがいいです。
南アフリカのパンゴリンは、色々なヴァラエタルワインの飲み比べにぴったりです。