本格的なチリの赤を飲むのも久しぶり。

ケブラダ・デ・マクール社の『ステラ・アウレア 2008』を開けました。

2006のセパージュは、CS68%、M20%、CF10%、PV2%という、まったくのボルドー仕様であります。

もともとはデ・マクール社の『ドムス・アウレア』というワインのセカンドワインとしての位置づけだったそうですが、今は『ドムス』のセカンドというより、『ドムス』と並ぶデ・マクール社の二つのプレミアワインということです。

『ドムス』に比べ女性的だといわれているそうです。


実はこのワイン、一昨日開けてちょっと口つけて、若いけどシルキーな滑らかさに、5000円ぐらいのワインに相当するよなぁと思って冷蔵庫にしまっておきました。

私好みのモカ、ブラックカラント、焼き栗、バニラなどが折り重なるように香ってきて、酸はおとなしく、深い色合いを湛えた優れた味わいでした。

2日ぶりに今日再度飲んでみたのですが、一昨日のパワーが明らかになくなってきていて、全体に色落ちした香りになってきていて、ちょっと残念でした。

一昨日飲んでいれば、その香りの開いて変化していくさまを堪能できたのかもしれません。


ステラ・アウレア。黄金の星、という意味らしいです。

このエチケットともに、忘れられない1本になりました。
ウィノローグ winologue


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

Stella Aurea。「Au」はやはり「金」ですね。