相変わらず口蹄疫は収まる気配はありません。

殺処分も梅雨の到来でなかなか進んでいない様子。

現場の方々のご苦労を思いやりつつテレビを眺めると、相変わらずNHKだけが口蹄疫を『口てい疫』と表記しています。

これはなんとかならないのだろうか。


漢字の「口」(くち)も、カタカナの「ロ」(ろ)も字形が似ていて、一瞬、「口てい疫」を「ろていえき」と読み違えそうになるのは私だけでしょうか。

民放も新聞も「口蹄疫」と表記しているのに、NHKだけがかたくなに「口てい疫」と字幕で表記している。

「蹄」という文字はひらがなになおさなければならないほど難しい漢字とは思えないのだが。


常用漢字表に載っていないのだろうか。

と思って調べてみたら、たしかに「蹄」はない。

「逓信」の「逓」はあるのに。。。。

これにこだわっているのかな。


しかし、それにしても、「口蹄疫」と表記すれば「口」や「蹄」をやられる病気だと推測がつきます。

これを「てい」と表記すると、なんのことやら推測がつかなくなるのです。

ここらへんは、NHKももっと柔軟に発想していいのではなかろうか。。。。と思うのですが。


「障害」を「障がい」と表記したり、「認知症」というえらく中性的で、病気の症状を予想できないというか、隠蔽しそうな名称をつけたり。

言葉狩りの怖さを思う昨今です。


今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

つまらない表記の問題にかかわらず、現場は日々戦闘状態であろうと思います。

そのご苦労を思いやるだけの毎日です。