今日は遠足の日。
1年生は2年生にあがるとクラス替えとなるので、現メンバーのお別れ遠足というわけです。
宮崎市内からバスで1時間弱、西都市西部の西都原古墳群 に到着。
西都原古墳群は、西都市街の西にあるから、通称「西都原」(さいとばる)と呼ばれています
標高60mの洪積層台地を中心に東西2.6Km、南北4.2Km、(東京ドーム233個分)の広い範囲にさまざまな古墳が分布しています。
前方後円墳、円墳、方墳、横穴基など311個もあるんです。
それらは3世紀から7世紀前半に築造されたと推定されているそうです。
この土地に、大和朝廷にも対抗できるような強大な豪族が住んでいたということでしょうか。
中でも古墳群中央部にある男狭穂(おさほ)塚と女狭穂(めさほ)塚の2基の巨大古墳は、明治28(1869)年に陵墓参考地(つまり天皇家由来の古墳)として指定を受けていて、誰もがはいっていくことはできません。
そんな歴史とロマンを感じさせる古墳群ではありますが、春は菜の花、桜、夏はアジサイの満開を目当てに人々が集まってくる自然公園でもあります。
また、プロ野球のヤクルトが春のキャンプを張ることでも知られています。
広大な広場の中に考古博物館あり、かなり充実した展示内容でおすすめです。
詳しくはこちらのサイト を参考にしてみてください。
さて、遠足の面々は、まず考古博物館の中を自由に見学し、その後古墳めぐりのバスツアー。
中に入れる古墳もあって、古代の人々の埋葬のすがたを想像することもできます。
まあ、生徒には少し退屈かもしれませんが、ガイドさんがついて説明してくれるので記憶の片隅には残るでしょう。
↓ガイドさんに案内してもらった13号墳。左が円、右が方(四角)の前方後円墳です
↓13号墳の内部。ガイドさんの手先の窪んでいるところに遺体が埋葬されていました
ひろばで昼食後、午後はそれぞれにレクレーションをしたあと、クラス対抗の大縄跳びに挑戦。
10人がいっしょに飛ぶ縄跳びで、優勝チームは50回も跳んでいました。
わっれわれ職員も職員チームで参加。
14回がせいぜいでした(笑)
若さはじける遠足で、生徒たちも満足そうでした。
たのしい思い出になってくれればうれしいですね。
今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。
いったいこの地を治めていたのはどういう豪族か。
なぜに陵墓参考地があるのか。ロマンですね。