節分なんで、このところ豆まきだけでなく、恵方巻きを食べるという習慣が我が家にも入ってきました。

今年は西南西が恵方らしいので、そちらを向いて海苔巻きをがぶがぶ食べるわけです。

誰がこんなもの始めたのかは知りません。

海苔メーカーと寿司屋さんのコラボでしょうか。

恵方巻きを食べるんだよ、と言われれば素直にそれに従う我が家がお人よしなのかもしれません。


伝統的な豆まきでは、歳の数ほど豆を食べるのだと、これもどういう謂れかは知りません。

なのに、のっそりと無言のと圧力がかかってきます。

落花生はあまり得意ではないので、歳の数ほど食べるわけにはまいりません。

お腹を壊さない程度にしておきましょう。


ところで、節分とは季節季節の始まりの日の前日を言うものらしいですね。

春から夏、夏から秋、秋から冬、冬から春、それぞれに節分があったらしいですが、民間行事として残ったのは冬から春のそれだけのようです。

「鬼やらい」といって邪気を祓う大晦日の宮中行事が転化したもののようです。


その「鬼やらい」では、紫式部日記に載っているある年の大晦日の記事が頭に残っています。

たしか、宮中に盗みが入って、同僚の女房が震えていたというような話だったと思います。

(記憶違いかもしれませんので、悪しからず)

鬼やらいの日に盗人が入るというのも、昔も世知辛かったなという感しきりです。


明日は立春。

だけど、すごく寒そうです。

北海道では氷点下30度を下回る町もあるとか。

春はまだまだですね。



今日もウィノローグに来ていただきありがとうございました。

豆をまめに食べるまめ男。「まめ男」ってな~に?