12月になりました。

本校では今日から期末試験。

試験監督に行ってみると、四分の一ぐらいの生徒がインフルにかかって出席停止というクラスがある。

とっくに学級閉鎖となってもおかしくないのだが、閉鎖するとそのクラスの期末試験が実施されないということになる可能性が大きくなる。

というのも、後で追試をやることは日程的にも非常に難しいし、問題作成も困難を極めるからだ。


つまり、一方のクラスは日程どおり実施、もう一方のクラスは日程をずらして実施、となると問題を二通り作成しなくてはならない。

定期テストだから試験範囲は同一学年なら各学級同じなので、二通り作るのはなかなか難しい。

しかも、先に実施した方のクラスから後のクラスに試験問題が流れ、出題の仕方を変えても、試験のポイントが後のクラスにはわかってしまうので、後のクラスの方が有利になりかねない。

さらに、同じ学年なのに、クラスごとに別の問題で成績をつけることになるので、公平性が保たれなくなる。

もちろん、学期末で年末でもあるこの時期に試験を二回行えるほど日程に余裕はない。


ということで、学級閉鎖をせずに試験を実施することになった。

健康な生徒に日程どおり試験を受けさせることも大切なことなので。

出席停止の生徒については公欠と同等の扱いをして、やむなく見込み点で成績をつけることになる。

どこの学校でも同じような措置をとっているだろうと思う。


さて、今日から4日間の長丁場。

インフル2人を除いてわがクラスにも無事乗り切ってもらいたい。