合格 Works

  ・春の課外も今日で終わり。

  ・昨日の選抜クラスの話をした後に、希望者が20数人出た。

  ・20数人ではクラスの生徒数が少ない。

  ・今日は何人希望があるだろうか。

  ・締め切りは今日の12時である。


  ・9時ぐらいから希望を告げる電話が鳴り出す。

  ・申込書をわざわざ学校に届けてくれた人もいる。

  ・お昼前までに10数人の申し込みがあった。

  ・合計で40人を超えた。

  ・月曜日に選考会議をすることになった。


  ・3年前の卒業生がやってきた。

  ・就職活動の面接のために、自分の志望動機を見てほしいとのこと。

  ・大学ではやってくれないのかなぁ。。。。

  ・動機、大学時代の活動、長所・短所などをさっとワープロに打ってわたす。

  ・高校時代と変わらない声の大きさ、大胆な行動力。

  ・それが彼女のよさであるから、そこをアピールしなさいと。

  ・嵐のようにやってきて、嵐のように去っていった彼女に、幸あれ!

    

キスマーク Myself

  ・夕方病院。

  ・6人部屋の病室である。

  ・母は北側の真ん中のベッドにいる。

  ・隣の窓側のベッドにいる方の娘さん(といっても年配だが)がいつもおいでになっている。

  ・その方が、ラジカセから音楽を流してくださる。

  ・音楽がなかったら、無機質の、病の苦しみがねっとりとベッドを覆いそうだが、音楽がその重い空気を清めてくれる。

  ・今日はモーツァルトの交響曲40番が流れていた。

  

  ・「ばあちゃん、音楽が聞こえるね?」と聞くと、聞こえないとかぶりをふる。

  ・控えめな音量でかかっているからか、母の耳にはなかなか届いてないようだ。

  ・残念である。

  ・「食事」は今日も続いていて、昨日よりも表情もよくなってきた。

  ・ただ、姿勢を自分で変えられないのが辛いところだろう。

  ・お風呂にも早く入りたいという。

  ・「もうしばらく我慢して」という言葉をかけるけど、その言葉が少しく吾ながら無情に響く。

  ・「また明日来るね」と辞す。