昨日、鹿児島の黎明館で開催中の「篤姫展」を見てきた。

えらい混雑しているらしいですよ、という事前情報を得ていたので、開館時間に合わせて行くことにして、

朝7時前には出発。9時過ぎに黎明館到着。

駐車場は余裕で車を留められた。


さて、展覧会の方は、篤姫が使ったという雛道具や置物、鉄漿の道具、壺、掛け軸、着物などが

整然と展示してあって、全てをちょこっと見るだけでも相当時間がかかったのであった。

中で、感心したのは、手紙の類。

篤姫のものはもちろん、和宮、島津斉彬、島津久光、幾島たちの達筆な筆が見事だった。

今で言う、行間も測ったように正確で、文字に乱れがない。

間違いや書き直しもない。

これは、下書きをしてから一気に清書したものであろう。

どの文字もすらりと書いてあって、クセを感じさせるものがない。

昔の人のまっすぐな気性が文字に表れているような気がした。


今のわれわれは、文字をワープロで打って、書き損じたらいつでも書き直しができて、

語句の切った貼ったも自在である。

それだけ言葉への感覚が薄っぺらいものになっているかもしれない。

そんなことを思わせる手紙たちだった。


結局、お昼までかかった。2時間30分ぐらいは見ていたことになる。

見ているうちに人も増えてきて、駐車場に行ってみたら、空きを待つ車が列を作っていた。

で、駐車場の車の中でかみさんが作ってくれた弁当を食べる。

カーナビでテレビを見ていたら、なんと鹿児島市のど真ん中なのにNHK宮崎放送局の

電波がきっちりと入る!びっくり!

宮崎ではNHK鹿児島は入らないんだけど。。。


さて、帰りは10号線をたらたら走る。

桜島はあいにく雲がかかっていた。


2時過ぎからはカーナビでNHK教育をつけ、音楽コンクールを聴きながら運転。

車では電波が乱れるのはしかたない。

あまりいい状態では聴けなかったが、最初の安積黎明高の声は、なんだか印象が薄かった。

うちの学校のドラマチックな演奏をこのところ聴いていたせいか、はじめは同じ曲なのか?と

思うぐらいだった。

結果は昨日のブログに書いたとおり。


夜はいろんな人に電話しまくった。

有川先生、馬場先生、おめでとうございました!

卒業生も喜んでいましたよ。


というわけで、秋の休日は、朝から晩まで忙しかった。

気づいたら、机につっぷして今朝4時まで寝てました。

腕が痛かった(笑)