今週は月曜日、火曜日、水曜日と続けて今年卒業した生徒たちが学校を訪問してくれた。

それぞれ楽しく大学生活をスタートさせたようで、いろんな話をしてくれた。

大学の授業の話、寮生活の話、飲み会の話、出会いの話、バイトの話など。


・前期試験を終えた生徒は、単位を落とした落とさないが気になるようだ。

・夏休みを迎えてさっそくした同窓会では、男子よりも女子のほうが酒が強い、男子はへたれだとか。

・すでにして、酒豪と言われる女子学生が生まれていた!

・某看護学校の寮の規則がきびしい、授業がきびしい、むちゃくちゃ忙しい、大学生がうらやましい!

・バイト代は地方によって差があるが、だいたい時給700円から1000円ぐらい。

・中にはウェディングドレスのモデルとして時給1400円をもらう子も。

・バイトを12時間ぐらいする子もいるみたいで、すでにバイト先の副店長から全てまかされているとか。

・昨年一所懸命勉強したことが今役に立っている。

・もっと勉強しておけばよかった。特に国語。

・芸術系は個性的な学生が多くて、お互いに刺激しあっている。

・うちの大学は2年からしか専門がないので、今はまだ面白くない。

・宮崎は空気がきれいだなと思った。都会はきたない。


などなど、進学した先でいろいろ特徴が出る話を聞かせてくれた。


で、その中で傑作だったのが、某国立大学の古ぼけた女子寮の話。

生徒本人は、寮費の安いのを親孝行で行ったわけだが、実態は・・・

   ・エアコン設備なし、扇風機使用禁止。で、うちわで扇ぎながら寝る?

    ……寝れるわけなくて、アイスノンや熱さましシートを貼って寝ているとか。。。。。。

   ・休日など一日三食を寮で食べると、成人女性の1日に必要なカロリーを大幅に超えるボリュームの

    食事がでるそうである。おかげで、寮生はだんだんふくよかになる(?)そうで、陰では「養○場」と

    言われているとか。

   ・山のふもとにあるので、ゴキブリ、鼠、かえる、ミミズ、ムカデなど珍客往来三昧。鼠が出たらみんなで

    追い詰めるそうな。トイレに追い詰められた鼠、窮鼠猫を噛む、とはならず、窮鼠下水に逃げ込むそうな。

   ・お風呂の湯船が浅い。ゆっくり浸かれない。湯船には湯がさめないよう、アルミ箔が敷き詰めてあるとか。

   ・二棟ある男子寮の一棟は閉鎖。・・・・・出るらしい、超常現象の幽かな霊じみたものが。

 

 

この話を本人は元気一杯に話してくれるので、聞いているこちらもついつい楽しい雰囲気に引き込まれる。

寮生活を嫌がっているんではなくて、むしろ楽しんでいるようで、「寮の生活に比べれば、どこも天国に思えて

住めそうな気がする」と笑顔で話してくれた。

たくましくなってきたなあ、という思いをしきりにしたのであった。