今日から高校生サマーセミナーが始まった。

昨年までは「普通科高校生合同学習会」といっていたもの。

大宮高校に県内の大学受験を目指す生徒たちが集まって、3日間、いっしょに勉強するものである。

各高校からの参加人数には割り当てがあり、学校ごとに選抜された生徒たち600人が集う。

一つの教室に制服の違う生徒たちが30人ほど入り、他校の教員の授業を受ける。

他校の教員といっても、大学受験の教科指導に長けた人たちで、いわゆるスーパーティーチャーといわれる人たちである。

このスーパーティーチャー、宮崎県では「指導力向上支援教員」と言うそうであるが、この支援教員の方々の授業を聞けるということで、毎年参加希望者の多い学校もあるらしい。

(個人的にはスーパーティーチャーという呼称にはなじか気恥ずかしいものを感じるのだけど…)


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本校からも15人が参加。

毎年、他校生徒の授業に臨む姿勢に刺激されて、「もっとがんばる!」という決意を固める生徒も多い。

一緒に同じ大学を目指す他校の友人を作る生徒もいる。

地歴公民を除く国語・英語・数学・理科の4教科が、80分授業で一日4コマ組まれている。

けっこうハードらしく、数学など事前に渡されたテキストの問題がまったく解けないと嘆く生徒もいたりする。

自分の学校の外に出てみると、他校生徒との競争や自分の勉強不足など受験というものの厳しさというものを如実に感じ取る。

それが参加させる狙いの一つでもある。


明後日までの3日間。

いつもの課外よりも熱い勉強が続くことだろう。