今日は私の母の入所している施設での夏祭りに行って来た。
カラオケや盆踊り、ひょっとこ踊り、抽選会などのお楽しみが2時間余用意されている。
特養の祭りだから、派手なことはないのだが、入所している方々のご家族がたくさん訪れられ、
二~三百人ぐらいの人手でにぎわっていた。
この施設には、認知症の人も入所している。
ふだん、家族があまり訪ねてこない方も、今夜ばかりは家族といっしょの様子。
しかし、中には一人の方もいて、職員がつきっきりで世話やお話をしていた。
私も母に付き添ってしばらく祭りを見ていた。
出し物のなかでは、地元の団地の老人会である「わかば会」の方々による日向ひょっとこ踊りには感動。
平均年齢78歳という男性陣による踊りは、腰の使い方といい、腕や足の振り方といい、とても78歳には見えなかった。
最高齢は85歳の方であったか。
入所している人より高齢にして、若々しい踊り。
歳を取るというのは、人によってずいぶん差があるもんだと実感した。
母は腰を痛めているので、車椅子で長時間座っていることはきついようで、お楽しみ抽選会の途中で自室に引き上げた。
その後、母のクジも当たっていたんだけど。
夏の夜のひと時、施設での祭りは、少しさびしかった。