昔から、眠りに落ちるのに時間がかかる。

ふとんに入って1~2時間は眠れないということがざらにあった。

ひどい時は5~6時間、夜が明ける直前にようやく寝入るということもよくあった。

入眠障害というやつらしい。


寝酒を飲む、本を読む、枕を替える、運動をする・・・などいろいろ試した。

お酒を飲むのが一番効果的だが、毎日飲むというのも辛いものがある。

人は平均して布団に入って20分程度で眠るものであるらしい。

なんともうらやましい限りである。

うちのかみさんも眠りに就くのが早い。

いいなあ、長生きするよ。


かみさんが見かねて、『究極の眠れるCD』なるものを買ってきてくれた。

自然音(せせらぎ、虫、風邪、波、鳥)と音楽を組み合わせたものだ。

ゆったりとしていて心地よいサウンドが途切れることなく流れる。


なんでも睡眠は最初の90分間が一番深い眠りであるらしい。

この時間に新陳代謝を高める成長ホルモンが急激に分泌され、一日の疲れを取るそうな。

寝つきが悪かったり、浅い眠りだとホルモンに分泌が抑えられて翌日に疲れを残すものであるらしい。


その最初の90分の深い眠りに誘ってくれるのがこのCDらしい。

今夜試してみようと思っている。

私の入眠障害も年季が入っているからなぁ。

CDがうまく眠りに誘ってくれるといいのだが。