ビジョン。

あるワイシャツメーカーの企画の女性が退社します。

とても優秀なのです。

仕事はそつなくこなし　何よりも責任感が強い。

周囲の人間関係や力関係の引力に左右される事もなく

日々　仕事に追われながらも　やるべき事をこなしていくのです。

もっとクリエイティブな仕事が出来そうな　素晴らしい女性です。

退職理由はいろいろあるのでしょうが

その中に　会社への不満はないようです。

会社側は　それを聞いて　「ホッ」とするのです。

「貴方が辞めると　本当に困るんだけども

いろいろ考えた結果なら　引き留めることはできません。」

となるのです。

違うように思います。

引き留める何かを　会社は持ち合わせていないのです。

人は　生活の中で人生の中でビジョンを描きます。

ビジョンを描いた人間が　退社していく会社には

問題があるのです。

雇用者は　被雇用者に対して

上司は　部下に対して

仕事についてのワクワク出来る将来へのビジョンを

共に描けているのでしょうか。

個人には　健康上や　家族や　恋愛などの事情で　転機が訪れます。

日常の慌しさの中で　ふと考える時間があるのです。

全員が　終身雇用で我武者羅に同じように働けば　

同じように幸せが訪れない時代です。

幸せ自体にも　人それぞれの尺度がある時代です。

「自分でビジョンは切り開け！」

と言われれば　その通りです。

その結果　優秀な人材から　退社していくのです。

残念ながら　人生のビジョンの舞台として出てこない会社ということです。

己の事を棚に上げてしまいましたが。。。

寒くても　少し春を感じさせるなら　ホワイトジーンズは良いアイテムですね。
足を組むのは構わないけど　たまに横の人に不快感を与える人に　遭遇します。
最悪な事に　当の本人は気付いていないのです。
私も気を付けなければ。