書きたいことがたまってきたので更新頻度が上がる予感がしてます。

本日書きたいこと
アジカンのオリジナルアルバムを全て聴く。


周りに流されやすい男、ボクです。こんにちは。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの未聴だった全てのアルバム…
というか3rdから5thまでの三枚をレンタルで入手。
大好きな1st「君繋ファイブエム」も合わせて全五枚(+崩壊アンプリファー)を改めて聴き込む。

ツイッターでも発言した通り、周りの同世代音楽オタ仲間達が
最近になって彼等を再評価するという流れが流れに流れて無視出来なくなってきたので。

全てのアルバムに対してああだこうだ言ってたら日がくれちゃうから全体的な感想を言っちゃうと
今の自分の心を(曲単位ではなく)一枚の作品として完璧に心を捉えたものは無かった。
ただ、今までぼんやり抱いていた彼等に対するマイナスイメージが一掃されたのも事実。
高校生当時の、あの感性が生きている間に、もっともっと真剣に追いかけるべきバンドだった。

そもそも何故僕の心はアジカンから離れていったんだろうと考えたりする。
当時売れに売れた2nd「ソルファ」が全く心に響かなかった…っていうのは事実だけど
あれから今振り返るとその事実は自分の糞つまらない自尊心、しょうもないスノビズム
もっと言っちゃえば単なるカッコつけによっても生まれたものであるって気がしてならない。

売れている音楽を無条件に遠ざける中二病的行為が大きな後悔を生むパターン。


雑誌を読んだりツイッターのアカウントをフォローしたりもしていない(後でしよっと)ので
メンバーの人間性や色んな考え方なんかについては全然これっぽちも知らないんだけど
曲を聴く限りでは本当に音楽に対して真摯というか、真面目な人達なんだろうな、と思う。

恐らく音楽的にもっと振り切ることも可能だしそれをやって評価を上げることも簡単なはず。
でも一線を越えずにあくまで「アジカン」としてあり続けていることに好印象。
否が応でも注目度が高まる映画主題歌「ソラニン」が笑っちゃうくらいの
いわゆる王道アジカン旋律であることからも明らかなように
多くの好奇や敵意の目、耳から逃げずに真正面からぶつかって戦う姿勢には
ちょっとした感動すら覚えてしまう。


彼等の音楽をあれこれ理由(例えば子供向けだとか)を付けて笑う人がどれだけいても
僕はもう笑えないし、発売が決まったらしい6th「マジックディスク」も楽しみに待たせて頂きます。

ASIAN KUNG-FU GENERATION - 暗号のワルツ


彼等のアルバムはどれも1曲目がその作品の空気を上手く表わしているって感じがする。
1stの「フラッシュバック」から2ndの「振動覚」へ至る変化なんかは特に顕著。
個人的には3rdのこの「暗号のワルツ」が一番好き。
つまりアルバムとしても「ファンクラブ」が一番。
6thはこれを越えてくれることを勝手に期待。