書きたいことその1
Yeah Yeah Yeahs@クアトロ


行ってきました。ついに観てしまった。単独ヤーヤーヤーズ。数年振りのカレン。

以下セットリスト

1 Intro
2.Dull Life
3.Rockers To Swallow
4.Down Boy
5.Black Tongue
6.Pin
7.Zero
8.Turn Into
9.Skeletons
10.Soft Shock
11.Gold Lion
12.Heads Will Roll
13.Cheated Hearts

en
14.Maps (acoustic)
15.Y Control
16.Date With The Night


まず客が多い。すっごい多い。パンパン。
チケット、ソールドアウトしてたらしい。パンパン。

ライブの内容は想像していたより凄かった、つまり期待以上。
このバンドはカレンの圧倒的なカリスマ性、超個性に目がいきがちだけど
いやいや後ろ(でもないんだけど)二人も素晴らしい。彼等が居なければ成立しないなとも感じた。
ニックのギターはこれぞガレージ!的な歪みっぷりなんだけど知性も感じられて
レディオヘッドのライブでジョニーのギターを聴いた時とよく似た感覚が。
対するブライアンのドラミングは統制的/システマティックで非常にバランスが良い。
ここらへんは音源だけでも感じていた部分ではあるが、生演奏を聴いてよりその思いが強まった。

もちろんカレンも期待通りのキレっぷり。
一発目のDull Lifeから例のダミ声とアクションで客を煽る煽る。
客席との距離が近いから最前列あたりの人とは触れ合いまくり。
かく言う僕もカレンが客に向かって背中からダイブ(!)した時に
目の前にカレンの頭がドーン!と来る絶妙な位置に居たので
その頭と体をステージに向けてグイっと前に押しやる形で接触成功、へへ。

セットリストも新旧のバランスに優れていてとても良かった。
個人的な欲を言わせてもらえば大好物の1stアルバムから
「Man」「Tick」あたりも聴きたかったがそれは求めすぎってものさ。
この欲は後から考えて思いついたもので、ライブ中は全く気にならなかったもの。

印象的だった三曲。

Yeah Yeah Yeahs - Dull Life


一発目のDull Lifeは言わずもがなのかっこよさ。
新譜の中でもやはり一番のお気に入り曲だったので、これで一気に引き込まれた。アガった。

Yeah Yeah Yeahs - Gold Lion


絶対に聴きたかったGold Lionもバッチリやってくれました。
イントロのバスドラずんずんちゃでぶわーっと鳥肌。
仁王立ちで声を搾り出して叩きつけるカレンカッコよすぎ。殺されたい。
エロカッコイイを遥かに超越してエロ怖い。エロ殺されたい。ごめん意味不明。

Yeah Yeah Yeahs - Maps(acoustic)


代表曲Mapsはまさかのアコースティック。
「オーディエンスに捧げる」的なカレンのMCにグッとくるものがあった。
こんなにイカれた演奏とパフォーマンスをやっちゃうバンドなのに
こんなに切なく美しい曲まで出来ちゃうなんて、反則でしょう。
これを歌ってる時のカレンの先程までとは全く別のベクトルでの美しさといったらもう…!
メロメロですよ。まるで恋だね。とんでもない才能に触れてクラクラ。メロメロ。

2010年一発目のライブにして心の底から大満足!
90分程の時間の中で感情をたっぷりぐわんぐわんと揺さぶられて最高でした。
果たして今年これ以上のライブ、音楽に触れることが出来るのか。そんな疑問も浮かんじゃう位。

とりあえず次のライブ予定は来週のサニーデイ・サービス/フラワーカンパニーズ!
こちらも楽しみだー。まさかサニーデイのライブが観れる日が来るなんて。ウルウル。