随分と出遅れちゃたけど今年も宜しくお願い致します。
年が明けたからといって特に変わるものも変えるものもなく
今まで通り好きなように好きなことを好きなだけ書いていきたいと思います、はい。


昨日は聞けば納得するけどあんまり覚えてないや程度のボヤけた理由で
家族と、バスツアーで、静岡から福井まで、初詣へと旅立つ。
まあ僕の目当ては道中に立ち寄るなんとか魚センターでの昼食タイムだったんだけど。

ウニネギトロサーモン丼ごはん大盛りを食べて満足はしたけど
高い値段の割には味は普通…くらいのもんで若干拍子抜けした。
いつか北海道で食べたウニの衝撃的な味(美味)が忘れられなくて
魚所に行くとついついウニを注文しちゃうんだけど、全然だなあ。

おそらく地域振興の一環で地元の高校生くらいの男女達が
たくさんあるお店にお手伝い的な感じで構えているんだけど
どっからどう見ても人員過剰で、そのくせ接客はウンコレベルで
居ない方がマシだぜ若人達よ、とオッサン的目線でボヤボヤ。

魚市場に並ぶ海産物を眺めるのは楽しい。
しかしお店の人達の超ガッツキ接客はいつ行っても接しても苦手だ。
どの人も一言目には「値下げするよ」「○○円で良いよ」と口を揃えて言うので
性根の腐りかけた僕は「最初からその値段なんじゃねーの」と勘ぐってしまう。
人間としての一応の社交性みたいなものはあるので、笑顔でえへへと返すけども。

笑顔と言えば同行したバスガイドさんの笑顔が印象的だった。
大雪だし渋滞だしで新年から散々の旅の道中においても、一切笑顔を崩さない。
笑顔すぎて声まで笑っちゃってふにゃふにゃしていて面白可愛い。
プロってすごいなーと感心していたんだけど、渋滞中の休憩場所で
バスガイド用の小さな休憩スペースの方をちらっと覗いてみたら
怪訝な顔で携帯をいじっていて、やっぱ人間だな、と思って、ガッカリはせずなぜか安心する。
もちろん、休憩が終わってバスに戻ってきたら満面の笑顔大復活祭だ。すごいなー。
僕はそれまで無表情で断り続けていた熱いお茶のサービスを
その時だけ、なんとなく、笑顔で、ありがとうと言って、受け取ってみた。
熱いお茶は苦手なんだけど、とても美味しかった。

6時30分に家を出て、目的地の永平寺には14時過ぎにようやく到着して
参拝時間は1時間ちょっとしかなくて、そこからまたトンボ帰りで。
静岡の自宅に戻るころには日付が変わりそうな時間になっていた。
時間的にはこの上なく非効率な初詣ではあったけど、悪くはなかった。

2010年も、これくらいの温度で過ごしていけたら、幸せだと思う。
今年一年で僕に何が起こって何を感じるのか、今から楽しみ。
今日の晩御飯は魚市場で買ったカニらしいので、それがとりあえずの今の僕の楽しみ。