書きたいことその1
00年代 個人的ベスト10アルバム 洋楽編 第1位
Radiohead - KID A (2000)

Radiohead - Everything In Its Right Place
Radiohead - KID A
Radiohead -- Idioteque
00年代最初の年に生まれたRadioheadの4thアルバム。
言わずと知れた迷盤であり名盤。世紀の大問題作。
僕は結構なひねくれ者なので
ここまで大々的にやってしまったこの企画の1位には誰も想像しないようなモノを選ぼうかな・・・
なんてことをわりと真剣に考えて考えて実際に吟味したりもしてみたけれど
結局ベタなところに落ち着きました。ベッタベタ。黒髪ベタ野郎です。どうも。
1位に選んでおいてなんだけど、言葉で表現するのがなんとも難しい作品。
KID Aによってロックは死んだか否か。絶望的であるか希望に満ちているか。ポップであるか否か。
みたいな議論は既にされ尽くしているだろうし、僕自身そういう意見を読みすぎてもいるし。
読みすぎると自分の言葉って中々出てこない。なので特に好きな3曲だけを最初に貼っちゃう。
ここにきて急に曲単位の話をしちゃえば、個人的00年代最高のトラックはこのIdiotequeである。
今回の企画は00年代を個人的な趣味に重点をおいて振り返るって趣旨のものだけど
じゃあこれと同じようなスタンスで90年代の10枚をぼんやり考えてみたときに
何をどう考えてもRadioheadの97年発売の「OK Computer」という名盤中のド名盤が
1位、少なくとも2位にはランクインされちゃって、それは良いんだけど
そうなると90年代に続き00年代もRadioheadかよ、って具合でますますひねくれ心が疼いてしまう
・・・んだけどやっぱり逆らえない。それくらい好きなので。
高校2年生の時にOK Computerを買って良さが1ミリもわからなくて
時間が経って自分が変わってOK Computerが大好きになってRadioheadも大好きになって
ルンルン気分で次に手にしたこのKID Aで初めてOK Computerに触れた時以上に突き放されて。
はっきりとした嫌悪感まで抱いていたのに今じゃ手放せないって、不思議な話だ。
変な義務感みたいなものに駆られるまま少しだけ内容についての話もすると
ドライアイスみたいに冷たい内容なんだけど微かな温かさも感じたりしてこれまた不思議だなあと。
世界中が認める最高のロックバンドでありながら「ロックはゴミ」と言い放った当時のトム・ヨーク。
なりを潜めたバンドサウンドと徹底的に排除された感情は自己矛盾に対する嫌悪感の表れだろうか?
それでも彼はRadioheadを止めなかったわけだしIdiotequeでは「Here I'm alive」と歌っている。
ロックか否かみたいな話は抜きにして置いといて、やっぱり素晴らしいアルバムだと思うし
天才の産みの苦しみみたいなものを鮮明に感じられるって意味でも貴重なんじゃないかと。
00年代の音楽に与えた影響等を考慮しても、やっぱり1位。降参であります。
書きたいことその2
洋楽編総括
約1ヶ月をかけてようやく洋楽編終了!疲れた!
ってことでまとめてみる。
1. Radiohead - KID A (2000)
2. White Stripes - Elephant (2003)
3. Daft Punk - Discovery (2001)
4. Yeah Yeah Yeahs - Fever To Tell (2003)
5. Aphex Twin - Drukqs (2001)
6. The Strokes - Room On Fire (2003)
7. Tahiti 80 - Wallpaper For the Soul (2002)
8. The Vines - Highly Evolved (2003)
9. Oasis - Don't Believe The Truth (2005)
10. Klaxons - Myths of the Near Future (2007)
バランス感覚みたいなものが頭をチラつくのを必死で抑えて
本当に自分の好みだけで選んだ結果、00年代前半に固まりまくるという結果に。えへへ。
05年以降でランクインしているのが10位のクラクソンズ(07年)のみとは。
00年代後半の個人的な好みは細分化しすぎてまだ自分に完璧に馴染んでいないのが原因かも。
歳を重ねるごとに趣味も少しずつ、でも確かに変化してきているから
例えば10年後にまた00年代を振り返ってみた時には全然違う結果になっていそうで、今からわくわく。
それと自分がこういうの考えることが凄く好きなタイプってことにも気付いた。
ああだこうだ考えるの楽しいしトップ10じゃ収まらねえ。
11. Clap Your Hands Say Yeah - Clap Your Hands Say Yeah (2005)
12. The Hives - Veni Vidi Vicious (2000)
13. LCD Soundsystem – LCD Soundsystem (2005)
14. MGMT - Oracular Spectacular (2007)
15. M83 - Saturdays=Youth (2008)
16. Beck - Sea Change (2002)
17. Battles - Mirrored (2007)
18. Interpol - Tur n On The Bright Lights (2002)
19. Girls - Album (2009)
20. Super Furry Animals - Rings Around The World (2001)
21. ・・・・・・
って感じで延々考えられそう。自重。
こんなの自己満足でしかないんだけど、割と真面目に考えて振り返ってみると
懐かしいやら面白いやら再発見やら色んな感情がわーっとなって楽しかった。
最後に・・・発信しっぱなしってのもちょっと哀しくなってきたのでベタな質問。
皆さんにとっての00年代最高の1枚(洋楽)は何ですか?
コレだ!ってものがある人は迷い無く
ぼんやりしてる人はちょっと考えてみて、是非お聞かせ下さい。
いつもは素通りの人も、さあさあ!
・・・さて、洋楽編、気合を入れすぎたので、一息入れて。
肩の力が抜けたらその抜けた力のまま邦楽のほうもやろうかなーと。軽い感じで。
00年代 個人的ベスト10アルバム 洋楽編 第1位
Radiohead - KID A (2000)

Radiohead - Everything In Its Right Place
Radiohead - KID A
Radiohead -- Idioteque
00年代最初の年に生まれたRadioheadの4thアルバム。
言わずと知れた迷盤であり名盤。世紀の大問題作。
僕は結構なひねくれ者なので
ここまで大々的にやってしまったこの企画の1位には誰も想像しないようなモノを選ぼうかな・・・
なんてことをわりと真剣に考えて考えて実際に吟味したりもしてみたけれど
結局ベタなところに落ち着きました。ベッタベタ。黒髪ベタ野郎です。どうも。
1位に選んでおいてなんだけど、言葉で表現するのがなんとも難しい作品。
KID Aによってロックは死んだか否か。絶望的であるか希望に満ちているか。ポップであるか否か。
みたいな議論は既にされ尽くしているだろうし、僕自身そういう意見を読みすぎてもいるし。
読みすぎると自分の言葉って中々出てこない。なので特に好きな3曲だけを最初に貼っちゃう。
ここにきて急に曲単位の話をしちゃえば、個人的00年代最高のトラックはこのIdiotequeである。
今回の企画は00年代を個人的な趣味に重点をおいて振り返るって趣旨のものだけど
じゃあこれと同じようなスタンスで90年代の10枚をぼんやり考えてみたときに
何をどう考えてもRadioheadの97年発売の「OK Computer」という名盤中のド名盤が
1位、少なくとも2位にはランクインされちゃって、それは良いんだけど
そうなると90年代に続き00年代もRadioheadかよ、って具合でますますひねくれ心が疼いてしまう
・・・んだけどやっぱり逆らえない。それくらい好きなので。
高校2年生の時にOK Computerを買って良さが1ミリもわからなくて
時間が経って自分が変わってOK Computerが大好きになってRadioheadも大好きになって
ルンルン気分で次に手にしたこのKID Aで初めてOK Computerに触れた時以上に突き放されて。
はっきりとした嫌悪感まで抱いていたのに今じゃ手放せないって、不思議な話だ。
変な義務感みたいなものに駆られるまま少しだけ内容についての話もすると
ドライアイスみたいに冷たい内容なんだけど微かな温かさも感じたりしてこれまた不思議だなあと。
世界中が認める最高のロックバンドでありながら「ロックはゴミ」と言い放った当時のトム・ヨーク。
なりを潜めたバンドサウンドと徹底的に排除された感情は自己矛盾に対する嫌悪感の表れだろうか?
それでも彼はRadioheadを止めなかったわけだしIdiotequeでは「Here I'm alive」と歌っている。
ロックか否かみたいな話は抜きにして置いといて、やっぱり素晴らしいアルバムだと思うし
天才の産みの苦しみみたいなものを鮮明に感じられるって意味でも貴重なんじゃないかと。
00年代の音楽に与えた影響等を考慮しても、やっぱり1位。降参であります。
書きたいことその2
洋楽編総括
約1ヶ月をかけてようやく洋楽編終了!疲れた!
ってことでまとめてみる。
1. Radiohead - KID A (2000)
2. White Stripes - Elephant (2003)
3. Daft Punk - Discovery (2001)
4. Yeah Yeah Yeahs - Fever To Tell (2003)
5. Aphex Twin - Drukqs (2001)
6. The Strokes - Room On Fire (2003)
7. Tahiti 80 - Wallpaper For the Soul (2002)
8. The Vines - Highly Evolved (2003)
9. Oasis - Don't Believe The Truth (2005)
10. Klaxons - Myths of the Near Future (2007)
バランス感覚みたいなものが頭をチラつくのを必死で抑えて
本当に自分の好みだけで選んだ結果、00年代前半に固まりまくるという結果に。えへへ。
05年以降でランクインしているのが10位のクラクソンズ(07年)のみとは。
00年代後半の個人的な好みは細分化しすぎてまだ自分に完璧に馴染んでいないのが原因かも。
歳を重ねるごとに趣味も少しずつ、でも確かに変化してきているから
例えば10年後にまた00年代を振り返ってみた時には全然違う結果になっていそうで、今からわくわく。
それと自分がこういうの考えることが凄く好きなタイプってことにも気付いた。
ああだこうだ考えるの楽しいしトップ10じゃ収まらねえ。
11. Clap Your Hands Say Yeah - Clap Your Hands Say Yeah (2005)
12. The Hives - Veni Vidi Vicious (2000)
13. LCD Soundsystem – LCD Soundsystem (2005)
14. MGMT - Oracular Spectacular (2007)
15. M83 - Saturdays=Youth (2008)
16. Beck - Sea Change (2002)
17. Battles - Mirrored (2007)
18. Interpol - Tur n On The Bright Lights (2002)
19. Girls - Album (2009)
20. Super Furry Animals - Rings Around The World (2001)
21. ・・・・・・
って感じで延々考えられそう。自重。
こんなの自己満足でしかないんだけど、割と真面目に考えて振り返ってみると
懐かしいやら面白いやら再発見やら色んな感情がわーっとなって楽しかった。
最後に・・・発信しっぱなしってのもちょっと哀しくなってきたのでベタな質問。
皆さんにとっての00年代最高の1枚(洋楽)は何ですか?
コレだ!ってものがある人は迷い無く
ぼんやりしてる人はちょっと考えてみて、是非お聞かせ下さい。
いつもは素通りの人も、さあさあ!
・・・さて、洋楽編、気合を入れすぎたので、一息入れて。
肩の力が抜けたらその抜けた力のまま邦楽のほうもやろうかなーと。軽い感じで。
Radiohead
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