1日寝たら体のだるさも喉の痛みもひきました。
今日はクソ長いぞ、書く前からそんな予感ビシバシ。

とりあえずセットリスト

01.ワンルーム・ディスコ
02.ポリリズム
03.シークレットシークレット
04.edge

05.コンピューターシティ
06.plastic smile
07.マカロニ

08.love the world
09.SEVENTH HEAVEN
10.NIGHT FLIGHT

11.YoYoGi DISCO MIX
 Baby cruising Love
 GAME
 コンピュータードライビング
 おいしいレシピ
 Twinkle Snow Powdery Snow
 リニアモーターガール
 セラミックガール
 スウィートドーナッツ
 
12.Dream Fighter
13.パーフェクトスター・パーフェクトスタイル
14.ジェニーはご機嫌ななめ

15.チョコレイト・ディスコ
16.Puppy love

en
17.Perfume
18.願い


他のブログから勝手にコピーしただけなんで間違ってても知らない!
まあ多分合ってます。

ライブの細かい内容やMCについては参加した25000人の皆さんが
色んな場所で熱く語っていると思うので、割愛。


まず客層の感想。
とにかく女子が増えた。そしてコスプレする人がとんでもなく増えた。
なんでだろう?武道館でちらほら見られたコスプレイヤーに感化されたのか?
一緒に行った友達も次はコスプレするなんて言い出してるし。
まあ衣装可愛いからね。個人的にはドリームファイターの下半身が好きです。

代々木が初ライブだって人が男ばっかりだとか抜かしてるのを聞いて説教したくなる。
2年前の客層を見せてやりたいぜ。女性性を探すのに苦労した時代。

変わりゆく客層と共に椅子付きのホールツアーの必要性必然性を考えさせられる。
1年前のゲームツアーでも見かけたんだよね。
女の子や子供が人の波に揉まれて押し出されて辛そうにしてる場面を。
代々木にはその当時とは比べ物にならないくらい多くの女性客や子供が来ていた。

同じ椅子付きでも武道館は奇跡的に最前列だったから関係なく踊りはしゃぎ、狂えたけど
今回の席はかなり後方で。背伸びしてギリギリ姿が拝めるくらいだった。
センターステージに来てくれたときは足元まで見えたけどさ。
まあでも、正直な熱狂度はライブハウスツアーの時よりかなり劣りました。

座席による格差や熱狂度の低下は会場が広がれば必ずも直面する問題。
あとは客の大衆化。棒立ちな人、手拍子をする人、などが増えるのも必然。
だから昔のライブのある種異常な熱狂を経験している人間が
武道館以降のライブでイマイチ完全燃焼できないって意見も、理解出来ちゃったりする。

でもそういう人の欲望を満たす時期はもう過ぎたんだと思う。
客層の幅が広がってるのはPerfumeがアイドルであるという事実を考えれば
本当に難しくて本当に素晴らしいこと。

だから、熱狂度が劣るとか言ったけど
この現状は大変喜ばしいものとして受け止めています。懐古はやめよう。
ホールツアーの決定だって最高に嬉しい。何箇所も行きたい。全箇所行きたい。


次に内容。
いや、良かったですよ。
Perfume自身が良い楽曲と演出を視覚的に魅せる
映像機械の一部ような存在になりきることによって
細部までショーアップされた節目の武道館公演とはまた違った良さがあった。

ゆるい部分はゆるいし、曲の繋ぎなんかもガッチガチに練られてるって印象は受けず。
始まり方も武道館の演出と比べるとかなり大人しいけど、あれ狙ってやってるんだろうな。
ただ引き締める部分はビシっと引き締めてアーティスティックで文句なし。
代々木の規模になってもそういう部分が残されているのは嬉しいですよ。
100%が装飾された完璧な「カッコイイ」Perfumeもいつかは見てみたいけどね。

やっぱり注目すべきは中盤にあった代々木ディスコMIX。
初めて持ち曲を大胆に弄って熱狂を生んだ武道館(コンピィーターシティで故障→edgeね)
の次のステップとして、こういう事してくるだろうなーって予想はバッチリしてたけど
実際やられるとやっぱりいい。連動した映像もユーモアがあって面白かった。
1発目のBaby cruising Loveのミックスなんてかっこ良過ぎて潮吹いたわ。
あの曲地味だし好みじゃないのに。音源化してくれ。してくれないと泣く。
前日にやって欲しいランキングで挙げたおいしいレシピも組み込まれてて嬉しかった。

この部分が今度のWOWWOWで放送されるかが本当に気がかり。
おいしい部分はカットされがちなんだよなあ・・・見たいなあ・・・。

次の見所としてはやはりSEVENTH HEAVEN→NIGHT FLIGHTの流れかな。
7thは人気ありますねえ。女の子とかみんな大好きって言ってるイメージ。
あんな切ない曲なのにガンガン乗れる楽曲よりもよっぽど盛り上がってたりしてびっくり。
名曲だけどアルバムにも収録されてないシングルの2曲目という立場からして
ニューアルバムが出たらやってくれる機会はますます少なくなってくるかも?

そうそうセットリストに関して言えば
今回なんとエレクトロワールドが外れたんだよね。すっごく驚いた。
全楽曲の中でもトップクラスの盛り上がりが保証されてる曲なのに。
ただこれは良い傾向。定番曲が無くてもライブが完全に成立してるんだから。
Wonder2から願いに変わったエンディングも含めてね。
ポリリズムやチョコレイトディスコが外れても
違和感無くなるくらいまでになれば、Perfumeもいよいよ一人前なのかも?

んで大注目のNIGHT FLIGHT。この曲は素晴らしい。
もはやテクノ歌謡曲(褒め言葉)。ダサさと紙一重なスタイリッシュさ。たまらん。
イントロや間奏、アウトロの音使いでテクノミュージック創世記を連想させられる。
それこそYMOやクラフトワークの時代ね。ニューアルバムの色がこの時代のものだとしたら
嬉しすぎて禿げるかもしれない。7月8日が待ち遠しくなる1曲。


さて、予想通り長くなったけど・・・。
全体的な印象としてはこの前も書いた通り。
エンターテイメントとして最上級であるPerfumeのライブは
まだまだその地位を保って他の追随を許さないレベルにあるな、と素直に感じた。
Perfumeの持つ総合力は本当に凄い。

ただひたすらかっこよくてかっこよくて
圧倒的なかっこよさだけで成立し他を圧倒していたミッシェルとは全く異なる凄さ。

Perfumeのライブにはかっこよさもあるしキュートさもある。笑いもあるし涙もある。
Perfume自身が持つストーリー性も武器としてある。

ヘタな映画を1万本観るより
Perfumeのライブを1回観ることの方が価値があるように思える。

何度も行ってるけど、まだ行ってない人、迷ってる人は必ず行きましょう。
幸いなことに夏には大規模なツアーがある。

次のライブが楽しみだー。