彼女がトラブルを起こすのは何故か?
それは彼女が料理の本質(美味い物をテキトーに情報を加味しながら、テキトーに作る)が分かっておらず、やたらとレシピに忠実たらんとする(実は忠実にはなり得ていないのだが)点にあると思われる。
しかし、読み物としては口腹絶倒なのである。しかも私などのテキトー派に有益なテキトー情報があちこちにちりばめられている。反面教師的な情報も含めて。
クッキングにこれから挑戦しようとしている人は、これを読んでびびらないように。味覚音痴とか手先不器用とか、算数がからっきしあかん人とか、世の中色々で、クッキングと言えるかどうかしらないが、自分で美味しいものを作りたい人は適当に市販の物も組み合わせるとかなり美味しいものが出来る時代なのである。少人数の場合、経済的ですらある。
息子が料理を教えてくれとよく言うのだが、美味しい物を食べてたら自然に料理はうまくなる、要するに味を覚えていてそれを試行錯誤的に再現すればいいのだから、という邱永漢さんのお説を言って、教えていない。